松下電器、「Wスピード」搭載で動画表示性能を高めた液晶“VIERA”3モデルを発売

松下電器産業（株）パナソニックマーケティング本部は、「W（ダブル）スピード」搭載により、全方向に動く映像に動画ボケが少ない映像を実現した液晶テレビ“VIERA”LX75シリーズ3機種を2月20日より発売する。

　・32V型　TH-32LX75S　￥OPEN（予想実売価格240,000円前後）
　・26V型　TH-26LX75S　￥OPEN（予想実売価格200,000円前後）
　・32V型　TH-32LX75　￥OPEN（予想実売価格230,000円前後）

画素数1,366×768ドットの「IPS αパネル」、地上・BS・110度CSデジタルチューナーを搭載した液晶テレビ。3モデルともにほぼ同等の仕様だが、TH-32LX75はHDMI端子が1つ少なく、筐体デザイン、スピーカーユニットの構成が異なる。

本シリーズは、全方向の動画ボヤケを低減する「Wスピード」を新たに搭載したのが大きな特長。従来モデルが搭載していた、映像のフレーム間に新規のフレームを生成・補間し90コマ/秒で表示する「フレームクリエーション」に対し、「Wスピード」では通常の2倍となる120コマ/秒で表示することが可能となった。これにより、液晶デバイスのホールド時間を半減し、コマ間の動き量を少なくすることで動画ボケを低減している。また、独自の動きベクトル解析技術を採用することで、横方向だけでなく全方向の動きに対して効果のある映像コマの生成を実現している。

また本シリーズは新たに「WコントラストAI」を搭載。「ダイナミックコントラストエンハンサー」と「インテリジェントバックライトコントローラー」から構成される本技術は、映像シーンの特徴に応じてコントラスト感を高めるとともに、バックライトの明るさもリアルタイムに制御。これにより、従来のLX65シリーズの約2倍となる“コントラスト7,000対1相当（32V型）”の、鮮やかで立体感豊かな映像を実現しているという。

液晶パネルは、色再現性や視野角をさらに向上させた新「IPSαパネル」を搭載。斜めから見たときでも鮮明な映像を楽しむことが可能だ。

各モデルともに、AV機器の統合コントロール機能「VIERA Link」に対応。EPGは、テレビ番組ガイドの表示エリアが全画面の85％（LX65シリーズ）から95％に大きくなり、見やすくなっている。インターネットを利用した情報サービス「アクトビラ」にも対応する。

筐体には黒を基調とした高級感のあるデザインを採用。LX75Sシリーズはサイドスピーカータイプ、LX75はアンダースピーカータイプとなっている。

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（Phile-web編集部）