55年の歴史に幕

パナソニック、ブラウン管製造事業を終息 - 担当子会社を中国の合弁相手に譲渡

Phile-web編集部
2009年09月30日
パナソニック(株)の子会社であるMT映像ディスプレイ(以下「MTPD」)は、MTPDが出資する中国のブラウン管製造・販売合弁会社「北京・松下ディスプレイデバイス有限会社」(以下「BMCC」)の出資持分すべてを中国側合弁パートナーに売却。パナソニックグループとしてブラウン管の製造事業を終息させることを発表した。

譲渡先は北京に所在地を置く「京東方科技集団股ふん有限公司」(※「ふん」は、にんべんに「分」。以下BOE)で、今後、両社で譲渡契約の締結に向け手続きを進めていく。これにより、パナソニックグループとして1954年以来55年にわたり継続してきたブラウン管の製造事業が終息することとなった。

今回の措置はPDPや液晶などの薄型テレビへの需要シフト、ブラウン管需要の急減を受けてのもの。MTPDは保有するBMCCの持分50%すべてをBOEに譲渡する。

なお、MTPDは今後も既存顧客に対する補修サービスを担い、存続していく。パナソニックでは「グループでより一層経営リソースを最先端分野に集中、テレビのコアデバイスであるディスプレイの弛まぬ技術開発を重ねていく」とコメントしている。

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