メリディアンからこだわりの最高級サラウンドプロセッサー&CDプレーヤーが登場

●アクシス（株）は、同社が取り扱うメリディアンの新製品として、AAC対応のオーディオ専用サラウンドプリアンプ「Meridian G68J」、CDプレーヤー「Meridian 808」をそれぞれ発売する。

■Meridian G68J（AAC対応サラウンドサウンドプリアンプ）/\924,000（税込）/2004年12月発売

本機はメリディアン・サラウンドプロセッサー「G68ADV」をベースに、ビデオ回路、マルチゾーン機能、チューナーも省いて、新しくAACプロセッシングの機能を加えた最新モデルだ。

150MHzで動作するモトローラ56367マイクロプロセッサー5個の構成により、750MIPSの高い処理能力を備えたパワフルなDSPエンジンを搭載。最新のTHX規格にも適合し、MPEG、DTS、ドルビー、トライフィールド、アンビソニックなどのデコーディングにも対応する。

DVDオーディオの6chチャンネルをデジタルのままディスクリートに同軸3本でデジタル入力する「MHRスマートリンク」端子を2系統備えるほか、TOSLINKオプチカル入力を2系統、同軸入力を6系統、さらに6チャンネル・アナログ入力を1系統と、ステレオ・アナログ入力を5系統を搭載する。アナログ入力は内部で24ビット96kHzのハイ・リゾリューションでA/D変換される。

また「メリディアン・ルーム・コレクション」ソフトウェアを搭載しており、Aシリアル端子を通じて本機のコンフィギュレーションを行なうコンピューターのセットアップ・プログラムからアクセスすることができる。付属のWindowsグラフィカル・セットアップ・アプリケーションからコンフィギュレーションを行なうことができ、ここからすべての機能、構成にアクセスできる。加えてGシリーズの全コンポーネントに共通する「ソフト・キー」ベースのユーザー・インターフェースにより、フロントパネルでもコンフィギュレーション操作が可能だ。ファームウェアはシリアル端子を通じてアップデートできる。ハードウェアのアプグレードについてはメリディアンのサービス・センター対応する。

外装フィニッシュはシルバーとブラックの2モデル。

■Meridian 808（シグネチャー・リファレンスCDプレーヤー）/\1,837,500（税込）/発売中

本機はメリディアンが本格的オーディオファイル向けCDプレーヤーとしてリリースした「MCD」の誕生から20周年を記念する特別モデルだ。CDプレーヤー専用機の「808」と、CDプレーヤーにプリアンプ機能を付加した「808i」の2バージョンが発売される。

本機はデジタルデータ・ストリームをディスクから抽出すると、150MIPSのDSP二基により、デジタル情報を通常の44.1kHz/16ビット信号から176.4kHz/24ビットにアップサンプリングを行う。

ドライブメカニズムには、CD/DVD-ROMドライブを採用しており、通常はスタンダードCDスピードでトラッキングを行いながら、難度の高いディスクに対しては、ハイスピードで読み取りを繰り返し、驚異的なデータ・リカバリーを実現する。この機能により、エラー訂正能力は従来のCDプレイヤーの10倍向上させたという。

808はXLRコネクターによるバランス出力、RCAコネクターによる2チャンネルのアンバランス・アナログ出力を搭載。S/PDIF（IEC60958）同軸デジタル出力も2系統備える。

【問い合わせ先】
アクシス（株）
TEL/03-5410-0071

（Phile-web編集部）