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会場は多数ディーラーが集まり盛況

【独HIGH END 2009】SOOLOOSのサーバーシステム、RipNASなどネットワーク関連製品が充実

山之内 正
2009年05月26日
快晴のミュンヘン、日中は30度に迫る暑さが続き、真夏のような陽気である。HIGH END 2009が開催されるMOCは例年に比べると人出が少なく、じっくり聴くことができたが、その静けさは、会期中の土曜日がブンデスリーグの決勝と重なったことに理由がある。実際に出展社数は昨年を上回っており、会場のスペースも広がっているので、景気後退の影響が顕著だった年初のCESとは微妙に雰囲気が違う。特に、欧州各国からディーラーが集まる会期前半は想像以上の活況を呈していた。

今年の出展内容で目立つ動きの一つは、ホームネットワーク関連の新製品を数多く見かけたことで、特にHDDを内蔵したメディアサーバーはドイツでも注目度が高いことがわかる。

メリディアンのブースでは主力の800シリーズやF80に加え、グラフィカルなユーザーインターフェースをが特徴的なSOOLOOSのサーバーシステムを出展。同社が買収したSOOLOOSはサーバー、プレーヤー、コントローラーで構成されるシステムで、データはロスレス形式で大容量HDDに保存される。約20インチのタッチパネルディスプレイにジャケット写真やアルバムリストが表示され、直感的かつ快適な操作で聴きたい曲を選ぶことができる。日本での具体的な発売予定は決まっていないが、ぜひ早期のリリースを期待したい。操作がわかりやすいためか、来場者の多くが短時間で使いこなしている点が印象的だった。

グラフィカルなユーザーインターフェースをが特徴的なSOOLOOSのサーバーシステム

CDドライブとHDD/SSDを内蔵したRipNAS

RipNASは、CDドライブとHDD/SSDを内蔵したメディアサーバーの新製品である。HDDの容量は最大で1TB、そのほかにSSD内蔵の上位モデルも用意されている。スロットイン型のドライブ(ティアック製)にCDを挿入すると、FLAC、アップルロスレス、WMAロスレスのいずれかの形式でデータを自動的に保存し、アルバム情報も自動的に取得する。UPnP/DLNAに対応したリンのDSやロジテックのメディアプレーヤーと組み合わせ、ストリーミング再生ができ、会場ではリンのDSと接続したデモンストレーションを行っていた。PCを使うことなくリッピングと保存ができる音楽専用NASという位置付けで、筐体の作りも質感が高く、高級感がある。DSユーザー向けに日本市場でも導入を期待したい製品の一つだ。

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