ヤマハ、「シネマステーション」新ラインナップ3モデルの発表会を開催

広報室室長の鴨志田憲一郎氏　／　「DVX-S200」

●ヤマハ（株）は、手軽に5.1chホームシアターを楽しめる「シネマステーション」シリーズの新ラインナップを発表した。各製品の詳細は以下の通り。

■DVDホームシアターシステム「DVX-S200」
　\OPEN（予想実売価格85,000円前後）　10月下旬発売

■DVDホームシアターシステム「DVX-S120」
　\OPEN（予想実売価格50,000円前後）　9月下旬発売

□ホームシアターサウンドシステム「AVX-S20」
　\OPEN（予想実売価格40,000円前後）　10月中旬発売

発表会で壇上に立ったのは広報室室長の鴨志田憲一郎氏。同氏は冒頭に、「DVDソフトの充実や、地上波デジタル放送が今年より開始されることなどにより、マルチチャンネルがより身近になってきました。これによりマニアだけでなく一般の方もホームシアターを楽しむようになってきています。今回の新製品も“いい音・簡単・スタイリッシュ”というシネマステーションの基本コンセプトのもと、より多くのひとに使って頂けるような製品を開発しました。」と語った。

3モデルとも、「DTS」「ドルビーデジタル」に加え、「MPEG-2 AAC」や「ドルビープロロジックII」などのサラウンドデコーダーを搭載し、様々な音声フォーマットをカバーしている。また、映画や音楽をリアルな臨場感で再生する同社独自の「シネマDSPテクノロジー」を搭載。これら数多く搭載された各DSPプログラムは、リモコン上の4種類のアイコンボタンで簡単に切替が可能となっている。また、本体背面の端子部はそれぞれ色分けがされ、簡単接続ガイドが付属するなど、初心者にも配慮された作りとなっている。

各モデルは、インテリア性を重視した外観デザインを採用。本シリーズが提案する「時間と空間をデザインする・先進的かつ普遍的・ヤマハオリジナルデザイン」というテーマを製品に反映させているとのことだ。

「DVX-S200」は、同シリーズで初めてSACDの再生に対応した最上位機種だ。豊富な入出力端子を備え、各チャンネルは100Wの実用最大出力を実現している。DVD/SACDレシーバー部（\OPEN：予想実売価格50,000円前後）のみの販売も予定されており、すでにスピーカーを持っている方にもアピールしている。また、オプションでアルミ製のスピーカースタンド「SPS-200（\12,000/ペア）」も用意されている。

「DVX-S120」は、S200の技術を受け継ぎながら、よりコストパフォーマンスを重視したモデルだ。また「AVX-S20」はプレーヤー部を持たないタイプのシステムで、既にDVDプレーヤーを持っている人や、ゲーム機でDVDを楽しんでいる人に最適なシステムだ。

また新ラインナップの登場にあわせ、シネマステーションのWebサイトもオープンし、ホームシアターの楽しみ方を提案している。

【問い合わせ先】
ヤマハ（株）
お客様相談センター
TEL：0570-01-1808（ナビダイアル）

（Phile-web編集部）