公開日 2002/11/14 18:38

ヤマハ、新開発の高性能光学エンジンを搭載したホームシアター用DLPプロジェクターを発売

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DPX-1000
●ヤマハ(株)より、新開発の高性能光学エンジンを搭載したホームシアター用DLPプロジェクターの新製品「DPX-1000」が発売される。発売時期は12月下旬、価格はオープンだが100万円程度での販売が予想される。なお本機は、その性能が評価されて「ビジュアルグランプリ2003」の金賞を受賞している。

本機は、同社の独自新設計による大口径・高解像度・低歪ズームレンズを採用。F値は2.4〜3.1の明るさを達成し、画質劣化の原因となる色収差の発生を抑止する高級光学レンズ材(異常分散ガラス)が採用された。

最新DMDチップ「HD2」を採用し、光学エンジンの性能もあいまって、2700対1のハイコントラストを実現した。光学系内に絞り機構を設け、視聴環境や映像コンテンツに応じて、シネマモードと標準モードを使い分けることができるのも特筆すべき点だ。また、ヤマハ独創のナチュラルブラック・コンセプトは磨き上げられ、より深い黒色と暗部の階調表現が実現される。

また本機では、カラーホイールをランプのスペクトルに最適化したことで、より正確で幅広い色再現性を実現した。カラーホイールの回転を5倍速。また1枚のガラスに3原色フィルターを着色コートしたモノリシック・カラーフィルター、コアレスエアーベアリングモーターの採用により、一般的にDLP方式プロジェクターで大きな騒音源となるカラーフィルターの大幅な静粛化も実現されている。

アナログ入力映像信号のデジタル変換、インターレース/プログレッシブ変換、解像度を変換するスケーラーなどのフロントエンド処理は、より精細な階調感を可能とするフル10bit処理を実現。480i信号のフィルム系コンテンツに対しては3-2プルダウン検出型IP変換を、ビデオ収録素材のIP変換には、Faroudjaの最新輪郭補正技術「DCDi」回路を10bit動作で使用し、ジャギーノイズなどを大幅に削減した映像再現を可能にした。同社独自の新開発領域適応型スケーリング処理とあわせたフィルムライクな質感の再現も魅力の一つである。

映像調整機能も充実し、従来行えなかったHD信号での色合い、色の濃さの調整をはじめ、ブラック/ホワイトレベル、ガンマ補正、色温度、カラーバランスなど多様なパラメーターを制御可能である。スクリーンに投影される調整画面は色度座標グラフ表示を採用するなど、直観的な調整を可能にしている。

業界最高倍率1.6倍ズームレンズの搭載により、100インチ画面を3.0mの短距離から4.8mまでの幅広い範囲で楽しむことが出来る。また、様々な設置環境に対応できるレンズシフト機能も搭載した。フォーカス、ズーム、レンズシフト、絞りといった光学系制御はすべて電動で、リモコン操作を可能にしているため、天吊り設置環境などでも本体の操作が楽に行える。静音設計も徹底され、エコノミーモード時には28dBを実現している。さらに入力端子も、RCAコンポジット入力からS入力、BNC端子及びミニD-Sub端子による RGB入力及び色差入力、D4端子も装備し豊富に揃う。パソコンからのデジタル映像接続も、480p、720pのRGB入力に対応したDVI端子により可能にしている。

(Phile-web編集部)

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製品スペックを見る
  • ブランドYAMAHA
  • 型番DPX-1000
  • 発売日12月下旬
  • 価格\OPEN(予想実売価格約100万円)
【SPEC】
●解像度:1280×720pixels
●明るさ:800ANSIルーメンス(スタンダードモード)/500ANSIルーメンス(シネマモード)
●コントラスト比:2700:1(絞りON時 シネマモード)/1500:1(絞り開放時 スタンダードモード) 
●騒音レベル:30dB(標準モード時)/28dB(エコノミーモード時)
●レンズ:大口径・高解像度・低歪1.6倍ズームレンズ(F2.4〜3.1) 異常分散ガラス使用
●対応映像信号:480i、576i、480p、576p、720p、1080i、NTSC、PAL、SECAM、NTSC4.43、PAL60、PAL-M、PAL-N
●入出力端子:コンポジットRCA、S端子、BNC端子、ミニD-Sub端子15ピン、D4端子、DVI端子(デジタルRGB)、D-Sub端子9ピン(RS-232C)、ミニジャック(トリガー出力12V、リモート in/out)
●投影デバイス:0.8inch DMDTM HD2
●使用ランプ:270W SHPランプ
●消費電力:365W (待機時 0.1W以下)
●外形寸法:495W×465.4D×189.5H mm
●質量:13.8kg
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