公開日 2026/06/22 00:06

<OTOTEN>アナログブランドMichell再上陸/M'sファクトリーの4ウェイホーンスピーカーをマルチアンプ駆動

InfineonのGaNアンプにも注目
筑井真奈
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6月19日から21日まで開催されていたOTOTEN。G403の飯田ピアノ、M'sファクトリー、カルバオン、DVASの合同ブースでは、M'sファクトリーのフルホーンスピーカーのほか、イギリスの名門アナログプレーヤーブランドMichellの「Gyro」の参考出品もなされていた。

4ウェイホーンスピーカーが迎える飯田ピアノ、M'sファクトリー、カルバオン、DVAS合同ブース

M'sファクトリーは純国産のホーンスピーカーブランドで、昨年に引き続き2度目の出展。オリジナルの4ウェイスピーカー「MS10000」をメインに展示するが、昨年からの進化点として、オリジナルの4ch構成のパワーアンプ「MA10-4」を用意。

A級10Wの無帰還アンプで、理想のマルチアンプ駆動を実現する。ホーンスピーカーならではの堂々たる佇まいには多くの来場者が足を止め、そのサウンドに聴き入っていた。

 4ch構成のパワーアンプ「MA10-4」でマルチアンプ駆動を実現

その手前には、今回OTOTEN初出展となる飯田ピアノが展開するCAMARTONのフルレンジスピーカー「Binom-ER」を用意。飯田ピアノはこれまでヘッドホン関連アイテムの輸入を手掛けてきたが、近年はスピーカー関連機器にも力を入れている。ヘッドフォン祭とはまた違った、据え置きオーディオのファン層にCAMARTONの魅力を伝えたいと力を込める。

さらには、イギリスの名門アナログブランドMichell Engineering(ミッチェル・エンジニアリング)の最新アナログプレーヤー「Gyro」も参考出品。ベルトドライブ式で宙に浮くサスペンション・シャーシ構造を踏襲、名門ブランドの再上陸とあって来場者の関心も高い。トーンアーム別売りで予価130万円前後を予定。

 Michell Engineeringの「Gyro」を参考出品

今回はトーンアームにSMEの「Series V」を装着し、DSオーディオの光カートリッジ「Grand Master」を取り付けてデモ。光カートリッジ用のフォノイコライザーにはDVASによる「MODEL 1B」という組み合わせである。

DVASを主催する桑原光孝さんはかつてMichell「Gyro」の愛用ユーザーでもあったそうで、今回のモデルについても、「音質的に非常に進化しています」と太鼓判。「決してノスタルジーではなく、21世紀ならではのアナログの魅力、高解像度で切れ味の良さも追求されています」と期待を寄せる。

​桑原光孝さんの私物である旧作の「Gyro」も展示。右はALVENTOのインシュレーター

DVASからはあらたに「MODEL 6」と名付けたプリメインアンプの試作機が登場。こちらは先般発表された「Infineon」のGaNアンプが採用されているそうで、桑原さんも「InfineonのクラスDアンプに大きな可能性を感じています」と力強い。

DVASのプリメインアンプ「MODEL 6」

そのほか、既存のアナログプレーヤーに「外付け」できるLittleFwendのトーンアームリフターや、オーディオラックブランドのALVENTOからはインシュレーター「MMK-1」など、新しいアイデアのアクセサリーも展示、来場者の関心を集めていた。

 LittleFwendのオートトーンアームリフター

また東京エレクトロン/Infineonも合同ブースを出展。GaNを採用したクラスDアンプと真空管アンプの聴き比べといった、“マニア心”をくすぐる様々な聴き比べを実施。シェフィールドのダイレクトカッティング盤「The Sheffield Drum Record」では鮮烈なサウンドを響かせていた。

東京エレクトロン/Infineonの合同ブース

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