公開日 2025/06/21 21:20

<OTOTEN>300万円クラスのCDプレーヤー、ガラス振動板、デジタルアンプ……B1Fロビーにも多彩な展示

海外展開製品から最新技術まで
編集部:成藤正宣
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

国内最大級のオーディオ/ホームシアターイベント「OTOTEN2025」が、本日6月21日(土)と明日22日(日)の2日間、東京国際フォーラム(有楽町)にて開催中。本稿では多彩な出展内容のうち、300万円クラスのCDプレーヤーや発売直後のヘッドホン/イヤホン、超薄型ガラス振動板やデジタルアンプ技術といったテクノロジーまで、一際バリエーション豊かなB1Fロビーの展示をご紹介する。

SHANLING、ONIX、TOPPING Professionalなどのオーディオブランドを取り扱うMUSINのブースでは、最前面でSHANLINGのハイエンドCDプレーヤー「CD-T35HP」を展示。世界99台限定、日本円にして300万円を超える製品であり、同社では現時点で取り扱う予定は無いが、イベントということもあり参考出展したという。

SHANLINGのハイエンドCDプレーヤー「CD-T35HP」

真空管回路や厳選した高品位パーツで音質を追求したのはもちろん、タッチディスプレイやネットワークプレーヤー機能を装備。ヘッドホンアンプも内蔵しており、会場ではヘッドホンでサウンドを体験することが可能だった。

ONIXはSACDトランスポート「Zenith XST20」(約32万円)を展示。SACD/CDの音を高品位に読み取り、デジタル出力するための製品で、HDMIコネクターを流用したI2S接続によりSACDのDSDデータをダイレクトに送り出せることが大きな特徴。会場ではI2S接続に対応したSHANLINGの卓上USB-DAC/ヘッドホンアンプ「EH3」(約13.9万円)を組み合わせ、その利点を紹介していた。

ONIXのSACDトランスポート「Zenith XST20」

ほか、TOPPING Professionalは、DAC/ヘッドホンアンプ「DX5 II」や、プロフェッショナルUSB-DAC「D900」/ヘッドホンアンプ「A900」といった取り扱い予定の製品を参考出展。D900は過去のオーディオイベントで展示した際からブラッシュアップを重ねたといい、今夏〜秋ごろに発売できる見込みとのことだった。

TOPPING ProfessionalのDAC「D900」は今夏〜秋ごろ登場見込みとのこと。同サイズのアンプ「A900」も発売を予定する

CRI・ミドルウェアは、同社のソフトウェア技術を活かしたオーディオ関連製品や開発ツールをデモンストレーションした。同社のフルデジタルアンプ技術の「CRI D-Amp Driver」は、高効率/省電力/低発熱のGaN(窒化ガリウム)半導体と組み合わせたアンプデバイスとしてサンプルを展示。500円玉大の基板で20W、ふたまわりほど大きな基板で100Wもの出力が可能だといい、コンパクトかつ省電力にも関わらずブックシェルフスピーカーを充分な音量で駆動できることを実演していた。

同社の技術とGaNデバイスを組み合わせたアンプ基板。100円玉と並べるとその小型さが分かる

小さく省電力でもブックシェルフ型スピーカーをしっかりドライブできることを実演

また、オーディオ製品の機能や音響設計のデザインから、動作のために必要なプログラム開発までをひとつのソフトウェアで一貫制作できるソリューション「SOLIDAS Suite」、音楽ゲームの制作に活用される楽曲解析ミドルウェア「CRI BEATWIZ」などが実際の画面をふくめ紹介された。

“オーディオをソフトウェアで作る” ソリューション「CRI SOLIDAS」

台湾のGlass Acoustic Innovations Co., Ltd.(GAIT)は、日本電気硝子の超薄板ガラスを同社が加工することで実現した「ガラス振動板」を出展。軽くしなやかで、高い内部損失により歪みも少なく、既存の紙や金属製振動板よりも鮮明でクリアなサウンドが再生できる上、特殊な化学処理を施すことで重低音の振動でも破損することはなく、経年劣化にも強いという。

Placeholder Image
Placeholder Image
超薄型ガラスを立体加工することで製造するガラス振動板。ホームスピーカー/車載スピーカーからイヤホンまで様々な製品に対応できる

会場ではイヤホンやネックバンドスピーカーのような小型製品から、卓上スピーカー/車載用スピーカーまでさまざまな製品サンプルを取りそろえ、活用の幅広さをアピールしていた。

Placeholder Image
Placeholder Image
ポータブルターンテーブルを展開するコルグ。スクラッチ、ループ、ディレイ、ピッチコントロールなどのエフェクトを掛けられるDJ向けモデル「handytraxx play」(左)、Nutube真空管を搭載する「handytraxx tube」(右)といった複数のモデルを展開
Placeholder Image
Placeholder Image
Edifierは、独自の平面磁界ドライバーを搭載したアクティブノイズキャンセリング対応完全ワイヤレスイヤホン「NeoBuds Planar」(約3万円)をはじめとするポータブルオーディオやデスクトップスピーカーをラインナップ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 女子プロゴルフ「第53回ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」9/25から3日間の放送・配信予定
2 「Amazonプライム感謝祭」10月16日開始。10月13日から先行セール/HANA特設ページも開設
3 『ゴジラ-0.0』IMAX劇場31館にて11月3日0時より最速上映
4 自作のヴィンテージスピーカーがLINNのシステムで蘇る!カント哲学者・黒崎政男氏のオーディオ道楽
5 YouTube、新機能を多数発表。ショート動画もシリーズ化/テレビでの視聴時にコメント音声投稿など
6 【インタビュー】磨きあげられた映像で「黒のビエラ」をアピール。パナソニックがZ95Cで追求する本物の感動
7 Meta、IMAX Enhanced認定のVRグラス「Meta VR Glasses」。約100gの軽さ実現
8 Razer、コンパクトな球形デスクトップゲーミングスピーカー「Mako」。サブウーファー付モデルも展開
9 ロジクールG、ボイス近接センサーやディスプレイを搭載した多機能USBマイク「YETI 2」
10 ゼンハイザー「ACCENTUM Clip」をSaucy Dog 石原慎也が体験。スペシャルインタビュー公開
9/25 10:59 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー 202号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.202
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
ケーブル大全2026
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.34 2026 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.34(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • AEX
  • AA AWARD
  • analog Grand Prix