うつせみワークスのアナログアンプも
<ヘッドフォン祭mini>ONIXの新DAP「Waltz XM10 Ltd」が世界初お披露目! iBasso/SHANLING/Cayinの真空管アンプがそれぞれ登場
50以上のポータブルオーディオ関連ブランドが集う、フジヤエービック主催の展示会イベント「冬のヘッドフォン祭mini 2025」が、2月8日(土)に東京駅そばのステーションコンファレンス東京にて開催された。
本稿では、ONIX/SHANLING/iBasso/TWISTURAなどを展開するMUSIN、Cayin/Audioengine/UNCOMMONなどを展開するコペックジャパン、うつせみワークスブースをご紹介する。
ONIXブランドは、ポータブルDAP「XM10」、DAC/AMP「XP10」、リニア電源「XPS10」によるオーディオシステム「Miracle」をはじめ、現行製品が一同に会する。中でも「Waltz XM10 Ltd」はイベント初お披露目となるポータブルDAP。Miracleの発売以降ユーザーから多く寄せられたという「XM10を単体でも手に入れたい」という声に応えた製品で、XM10からおもにOSのアップデートを行い、合わせて基本的なスペックも刷新して動作の応答性を高めた。
同ブランドの他機種と比べてスマートな筐体となっており、スマホのように気軽に持ち運べるモデルとしている。入出力端子はUSB Type-C/3.3mmステレオミニを搭載するのに加えて、3.5mm to 4.4mm変換アダプタが本体に付属する。予定価格は税込15万円ほど、発売時期は未定。
SHANLINGからはRAYTHEONの真空管を2基搭載した新DAP「M8T」を参考出品。5極の真空管をフルに使用するTubeモード、完全にパススルーするTransistorモード、3極とトランジスタを併用して歪みを抑えるTriodeモードといった3モードを、好みに合わせて切り替えて楽しめる。本体カラーはレッド/ブラックの2色。予定価格は税込30万円ほど、発売時期は未定。
iBassoの小型ポータブルDAC/AMP「Nunchaku」も用意。コンパクトな筐体にRAYTHEONの真空管「JAN6418」を2基搭載しており、この真空管を使ったサウンドと、オペアンプのサウンド、2つの出力を選ぶことができる。カラーはシルバー/レッドの2色を用意。付属の専用ケースのカラーはNunchakuの製品名からブルース・リーを連想しているとのこと。価格は4 – 5万円ほど、発売時期は3月頃を予定。
コペックジャパンのブースはCayin製品を中心に展開。据え置き型真空管アンプ「HA-3A」「Soul 170HA」の参考出品を行うほか、DAC/アンプ回路/出力端子部分の着脱交換に対応する “オーディオマザーボード” を採用する「N6iii」(C202搭載)、取り替え用マザーボード第2弾の「E203」など各種現行製品も用意する。
HA-3Aは税込20万円台ほどを予定しているミドルモデル。端子にバランス入出力のほか4.4mmも装備しており、ヘッドホンだけでなくイヤホンでも楽しめるとのこと。ノイズ対策として電源部とアンプ部分をセパレートした設計を採用している。「感度の高いイヤホンでもノイズがほとんど気にならない」と担当者はアピールした。発売は2月中を目指しているとした。
また、N6iii専用オプションとなるオーディオマザーボード第3弾は1bitラダー型DACを自社開発する予定とのこと。さらに第4弾以降にて真空管を搭載したマザーボードも検討しているという。
うつせみワークスはヘッドホンアンプ「SOUND TIGER」のバリエーションモデルを中心に、新製品のアナログアンプ「Luse Suono」、intimeとコラボしたイヤホン「EARPHONES TIGER Classical」なども用意する。
SOUND TIGERはドラムの鳴り方やギターのキレのよさを意識して、より楽曲の没入感を高めた “Potenzaシリーズ” Immersion、クラシック音楽に特化したClassical、真空管アンプ風の音質を楽しめるMellowなど、ユーザーの音の好みに合わせて選べるさまざまなバリエーションモデルが魅力。会場ではラインナップの比較試聴が可能となっている。
アナログアンプ入門機を謳う新製品Luse Suonoは、同ブランド「Bellissimo Suono」の後継機となるモデル。電池を2本から4本に増やして本体を小型化した。ロック・ポップスが得意なEdge、ならびに生楽器演奏ソースが得意なCordaの2モデルをラインナップする。価格は税込2万円。
ほかEARPHONES TIGER Classicalは生楽器演奏曲のリアリティを重視したうつせみワークスオリジナルのチューニング。直出しはもちろんヘッドホンアンプとの相性も考慮されている。直売のみの取り扱いで、価格は税込39,000円。
本稿では、ONIX/SHANLING/iBasso/TWISTURAなどを展開するMUSIN、Cayin/Audioengine/UNCOMMONなどを展開するコペックジャパン、うつせみワークスブースをご紹介する。
■ONIXの高音質ポータブルDAPがさらに持ち運びやすく!
ONIXブランドは、ポータブルDAP「XM10」、DAC/AMP「XP10」、リニア電源「XPS10」によるオーディオシステム「Miracle」をはじめ、現行製品が一同に会する。中でも「Waltz XM10 Ltd」はイベント初お披露目となるポータブルDAP。Miracleの発売以降ユーザーから多く寄せられたという「XM10を単体でも手に入れたい」という声に応えた製品で、XM10からおもにOSのアップデートを行い、合わせて基本的なスペックも刷新して動作の応答性を高めた。
同ブランドの他機種と比べてスマートな筐体となっており、スマホのように気軽に持ち運べるモデルとしている。入出力端子はUSB Type-C/3.3mmステレオミニを搭載するのに加えて、3.5mm to 4.4mm変換アダプタが本体に付属する。予定価格は税込15万円ほど、発売時期は未定。
■SHANLING/iBassoから真空管を搭載した新モデルが登場
SHANLINGからはRAYTHEONの真空管を2基搭載した新DAP「M8T」を参考出品。5極の真空管をフルに使用するTubeモード、完全にパススルーするTransistorモード、3極とトランジスタを併用して歪みを抑えるTriodeモードといった3モードを、好みに合わせて切り替えて楽しめる。本体カラーはレッド/ブラックの2色。予定価格は税込30万円ほど、発売時期は未定。
iBassoの小型ポータブルDAC/AMP「Nunchaku」も用意。コンパクトな筐体にRAYTHEONの真空管「JAN6418」を2基搭載しており、この真空管を使ったサウンドと、オペアンプのサウンド、2つの出力を選ぶことができる。カラーはシルバー/レッドの2色を用意。付属の専用ケースのカラーはNunchakuの製品名からブルース・リーを連想しているとのこと。価格は4 – 5万円ほど、発売時期は3月頃を予定。
■Cayinのユーザーカスタムが可能なDAPを聴き比べ
コペックジャパンのブースはCayin製品を中心に展開。据え置き型真空管アンプ「HA-3A」「Soul 170HA」の参考出品を行うほか、DAC/アンプ回路/出力端子部分の着脱交換に対応する “オーディオマザーボード” を採用する「N6iii」(C202搭載)、取り替え用マザーボード第2弾の「E203」など各種現行製品も用意する。
HA-3Aは税込20万円台ほどを予定しているミドルモデル。端子にバランス入出力のほか4.4mmも装備しており、ヘッドホンだけでなくイヤホンでも楽しめるとのこと。ノイズ対策として電源部とアンプ部分をセパレートした設計を採用している。「感度の高いイヤホンでもノイズがほとんど気にならない」と担当者はアピールした。発売は2月中を目指しているとした。
また、N6iii専用オプションとなるオーディオマザーボード第3弾は1bitラダー型DACを自社開発する予定とのこと。さらに第4弾以降にて真空管を搭載したマザーボードも検討しているという。
■うつせみワークスからintimeとのコラボイヤホンが登場
うつせみワークスはヘッドホンアンプ「SOUND TIGER」のバリエーションモデルを中心に、新製品のアナログアンプ「Luse Suono」、intimeとコラボしたイヤホン「EARPHONES TIGER Classical」なども用意する。
SOUND TIGERはドラムの鳴り方やギターのキレのよさを意識して、より楽曲の没入感を高めた “Potenzaシリーズ” Immersion、クラシック音楽に特化したClassical、真空管アンプ風の音質を楽しめるMellowなど、ユーザーの音の好みに合わせて選べるさまざまなバリエーションモデルが魅力。会場ではラインナップの比較試聴が可能となっている。
アナログアンプ入門機を謳う新製品Luse Suonoは、同ブランド「Bellissimo Suono」の後継機となるモデル。電池を2本から4本に増やして本体を小型化した。ロック・ポップスが得意なEdge、ならびに生楽器演奏ソースが得意なCordaの2モデルをラインナップする。価格は税込2万円。
ほかEARPHONES TIGER Classicalは生楽器演奏曲のリアリティを重視したうつせみワークスオリジナルのチューニング。直出しはもちろんヘッドホンアンプとの相性も考慮されている。直売のみの取り扱いで、価格は税込39,000円。