エソテリック、ハイエンド電源ケーブル“Stressfree”「7N-PC7300」「6N-PC5300」を発売

エソテリック（株）は、電源ケーブルの新製品として“Stressfree”「7N-PC7300」「6N-PC5300」の2機種を11月上旬より順次発売する。

・7N-PC7300　￥231,000（税込・1.5m/1本）　11月中旬発売予定
・6N-PC5300　￥103,950（税込・1.5m/1本）　11月上旬発売予定

「7N-PC7300」はStressfree ７N(99.99999%)、「6N-PC5300」はStressfree 6N(99.99997%)の高純度銅を導体素材に採用したほか、素材の選定、度重なる視聴の繰り返しなど同社のケーブルデザインのノウハウを凝縮したというハイエンドモデル。

■7N-PC7300

「7N-PC7300」の7Nクラス銅には三菱電線工業の導体素材を採用。ストレスフリー加工により優れた伝送特性を維持するという。

ケーブルの内部構造も徹底的なノイズ対策を施した。ホット/コールド導体には同じくStressfree 7Nクラス銅を採用した「7N-PC7100」のStressfree 7NCu素線（0.26φ）100本を撚り上げの構成を継承。スーパーアニール4.5N銅アース線を加えた3芯構造としている。

絶縁体は高分子ポリオレフィンを採用する。また銅マイラーテープとUEW被膜編組銅線による2重のシールド層を設けたほか、UVポリウレタンで構成した外被覆で経年変化を防ぐなどノイズを吸収し、広大なダイナミックレンジと抜けのよい低音再生を実現するという。

エソテリック特注のパワープラグ/IECコネクターの接点部には高い伝導性と強靭な機械的特性を誇るベリリウム銅を採用。パワープラグの接触部分には

■6N-PC5300

6Nクラス銅に三菱電線工業の導体素材を採用。7N-PC7300同様、ストレスフリー加工により優れた電送特性を維持している。ホット/コールドStressfree 6N銅の0.26φ線材を100本撚り合わせたほか、アースにもスーパーアニール4.5NCu（0.26φ）×100本を撚り合わせた3芯構造としている。また3芯のセンターには電磁波吸収糸を配置し、ノイズを効果的に減少させている。

シース素材には高分子ポリオレフィン系の新素材を採用。シースと絶縁体には振動モー
ドの異なる高分子ポリオレフィン系新素材を使い分けて使用することで、剛性と制振性を高めている。PVC素材に比べで約4分の1以上の低誘電率を実現しているという。

パワープラグ/IECコネクターは特注のもの。接触部分には特殊りん青銅を採用し、肉厚（5μ）24K直金メッキに加え、0.5μパラジウムメッキを施している。またパワープラグの接触部分にはバフ仕上げを2度行った後でメッキ処理を施し、鏡面並みの平滑性をたしたとしている。

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