公開日 2015/06/01 11:39
新世代サラウンド規格「DTS:X」登場 − 特徴とスケジュールをキーパーソンに聞く
<山本敦のAV進化論 第56回>
■上質な音にこだわってきたDTSの最新サラウンドフォーマット「DTS:X」
1993年に公開されたスティーブン・スピルバーグ監督の映画『ジュラシック・パーク』への採用から始まり、優れた技術力で高品位なデジタルサラウンドフォーマットを提供しているDTS。同社はこれまで制作現場で求められるシビアなクオリティに応えながら、サラウンドオーディオのコーデック開発、ライセンスを行ってきた。いわゆる「End to End」、制作サイドからユーザーの再生環境まで一貫したかたちで高品位なオーディオ再生に必要な技術とソリューションを提供できるところがDTSの大きな強みである。
DTSの技術はAVファンも魅了してきた。ブルーレイディスクではDTSデジタルサラウンドの音声フォーマットを収録することが必須となり、今では家庭でDTSフォーマットによる迫力ある音声を楽しめる環境も整っている。AVコンテンツの楽しみ方が徐々に配信へと移り変わり、再生機器もPCやスマホ、タブレットなどへ広がる中、2010年に入ってからDTSはPCやモバイル向けの高音質ソリューションにも力を入れ、「DTS Premium Suite」「DTS Headphone:X」などの関連技術も充実させてきた。
そのDTSが10年の年月をかけて開発した新しいサラウンドフォーマット「DTS:X」が、今年の春にベールを脱いだ。
以前は「DTS-UHD」と呼ばれることもあったが、その名称がDTS:Xに改められ、正式に発表された格好だ。DTS-UHDという呼び名は、元々映像の「4K=UltraHD」の時代にふさわしい高品位なサラウンドフォーマットの開発コードとして用いられてきたものである。正式名称となる「X」の一文字には、数学の方程式で言うところの「X=未知数」という意味合いが含まれており、全てのユーザーが十人十色、それぞれに違う感動体験をDTSによるエンターテインメントから見つけて欲しいという思いも込められているそうだ。
気になるDTSの最新フォーマットについて、改めて技術的な特徴や対応製品のロードマップなど知りたいと考え、今回はdts Japan(株)を訪問。代表の黒川剣氏、マネージャー オーディオ・ソリューションズの堀江誠一氏にDTS:Xの特徴をうかがった。また、同じ機会に同席いただいたオンキヨー&パイオニア(株)のシアター事業本部 マーケティング部 マーケティング2課 渡邊修司氏、オンキヨー&パイオニア マーケティングジャパン(株)営業本部 営業企画部 営業企画1課 上田賢司氏にも、DTS:X対応AVアンプ開発に関する質問をぶつけてみた。
1993年に公開されたスティーブン・スピルバーグ監督の映画『ジュラシック・パーク』への採用から始まり、優れた技術力で高品位なデジタルサラウンドフォーマットを提供しているDTS。同社はこれまで制作現場で求められるシビアなクオリティに応えながら、サラウンドオーディオのコーデック開発、ライセンスを行ってきた。いわゆる「End to End」、制作サイドからユーザーの再生環境まで一貫したかたちで高品位なオーディオ再生に必要な技術とソリューションを提供できるところがDTSの大きな強みである。
DTSの技術はAVファンも魅了してきた。ブルーレイディスクではDTSデジタルサラウンドの音声フォーマットを収録することが必須となり、今では家庭でDTSフォーマットによる迫力ある音声を楽しめる環境も整っている。AVコンテンツの楽しみ方が徐々に配信へと移り変わり、再生機器もPCやスマホ、タブレットなどへ広がる中、2010年に入ってからDTSはPCやモバイル向けの高音質ソリューションにも力を入れ、「DTS Premium Suite」「DTS Headphone:X」などの関連技術も充実させてきた。
そのDTSが10年の年月をかけて開発した新しいサラウンドフォーマット「DTS:X」が、今年の春にベールを脱いだ。
以前は「DTS-UHD」と呼ばれることもあったが、その名称がDTS:Xに改められ、正式に発表された格好だ。DTS-UHDという呼び名は、元々映像の「4K=UltraHD」の時代にふさわしい高品位なサラウンドフォーマットの開発コードとして用いられてきたものである。正式名称となる「X」の一文字には、数学の方程式で言うところの「X=未知数」という意味合いが含まれており、全てのユーザーが十人十色、それぞれに違う感動体験をDTSによるエンターテインメントから見つけて欲しいという思いも込められているそうだ。
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