TASCAM、ネットワーク機能を強化した業務用録音/再生機「SS-R300N」
ティアックは、同社TASCAMブランドより、ネットワーク機能に対応したSD/USB 2チャンネルオーディオプレーヤー/レコーダー「SS-R300N」を11月下旬に発売する。価格は209,000円(税込)。

SS-R300Nは、放送設備や公共施設、商業施設などで利用されてきた同ブランドの「SS-R250N」および「SS-CDR250N」の後継に位置づけられる業務用録音/再生機。
従来モデルの安定した録音・再生性能を継承しつつ、ネットワークセキュリティや外部制御機能を強化し、IPベースのシステムへの組み込みにも対応した。
SDカードおよびUSBメモリーへの最大96kHz/24bit録音・再生に対応。最大512GBのSDXCカード/USBメモリーを利用でき、長時間録音や大容量コンテンツの再生にも対応する。
ネットワーク機能としてLAN端子を装備し、FTPSクライアントおよびSFTPサーバー/クライアント機能を搭載。本体とサーバー間で録音・再生ファイルを直接アップロード/ダウンロードできるほか、録音データを指定したサーバーへ自動転送するオートアップロード機能も備える。
外部制御インターフェースはEthernet、RS-232Cシリアル、パラレルに対応。さらにOpen Sound Control(OSC)プロトコルをサポートし、DAWや照明/映像システムなどとの連携も可能とする。従来のSS-R250N/SS-CDR250Nとの互換性も確保しており、既存のメディア資産やシステム環境を活用しながら機器を更新できるとしている。
入出力にはXLRバランス、RCAアンバランスのアナログ端子に加え、AES/EBUおよびS/PDIFデジタル入出力を装備。ミキサーなど各種業務用音響機器との接続に対応する。
また、別売の2イン/2アウトDanteインターフェースカード「IF-DA2」(52,800円/税込)を装着することで、Danteオーディオネットワークへの接続にも対応する。
Q-SYS Designer Software向けプラグインも用意し、Q-SYSのユーザーコントロールインターフェース(UCI)から、録音開始/停止をはじめとするトランスポート操作や各種本体機能をネットワーク経由で制御可能。企業や教育施設、ホスピタリティ、イベント会場、交通機関など幅広い設備への導入を想定する。
無償ソフト「TASCAM Playlist Editor」にも対応。PC上でプレイリストやタイマーイベントリストを作成・編集できるほか、MP3/AACファイルからWAVへの変換や、WAVファイルのサンプリングレート/ビットレート変換も行える。
このほか、サードパーティ製の外付けCDドライブを接続することでCD再生に対応。AACファイル再生、フェードイン/フェードアウト再生、録音時のアナログ出力ミュート、フロントパネルのUSERボタンへの機能割り当てなども新たにサポートする。
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