THORENS、音質をリファレンスレベルに磨き上げたアナログプレーヤー「TD124DD Exclusive」。受注生産で330万円
PDNは、同社取り扱いブランドTHORENS(トーレンス)のダイレクトドライブ式アナログプレーヤーのスペシャルモデル「TD124DD Exclusive」と、同機専用設計のMCカートリッジ「Thorens EMT Tondose 124 Exclusive」を、7月1日(水)より受注生産にて発売する。
価格は、TD124DD Exclusiveが3,300,000円(税込)、Thorens EMT Tondose 124 Exclusiveが1,100,000円(税込)。
TD124DD Exclusive
TD124DD Exclusiveは、世界中の放送スタジオに導入されたブランドの名機を現代的に刷新したアナログプレーヤー「TD124DD」をベースに、専用コンポーネントを多数投入してブラッシュアップ。優れたデザイン性とともに音質をリファレンスレベルまで高め、「最高級プレーヤーに新たな指標を提示する」モデルと位置づけられる。

トーレンス、ダイレクトドライブ式アナログプレーヤー「TD124DD」正式発売
2025/02/05
特徴のひとつが、筐体幅を広げると同時に、付属のダイナミックバランス型トーンアーム「TP124」を12インチに長尺化したこと。ベースモデルよりもアームを延長することでトラッキングエラー角を大幅に低減し、歪みを抑制したという。加えて内部配線にはZavfino社製の純銀ケーブルを採用し、信号純度を向上。特に低出力MCカートリッジの使用時に顕著な違いが現れるとしている。
プラッターは、ベースモデルから継承したアルミニウム製プラッターの上から、さらに厚み5mm/質量3kgの銅プレートを組み合わせた二層構造を採用。質量増加による回転安定性の向上に加え、異なる素材同士で共振を打ち消し合うことで、さらなる音質向上を図ったという。
駆動系には、12極積層ケイ素鋼鉄芯を採用した高精度ダイレクトドライブモーターを搭載。900RPM分解能の光学センサーによる回転検出と、正弦波モーター制御アルゴリズムにより、低振動かつ高精度な回転性能を実現したとしている。
電源部には、外部リニア電源ユニット「TPN124」を標準装備。大型トロイダルトランスを採用し、安定した電力供給によって音楽信号への電源由来の影響を低減するという。
出力端子は、RCAに加えてXLRバランスも装備。MCカートリッジとの組み合わせにおいて、フォノアンプまでの信号伝送品質向上を図った。なおXLR端子とRCA端子は、同時接続および同時出力には対応しない。
このほか、特許取得済みの電動トーンアームリフター、2種類のカウンターウェイト、オリジナルTD124を再現したEPアダプター「PUCK」、ストロボスコープ、ピッチコントロールなども搭載する。
対応回転数は33.3rpm/45rpm、ワウ・フラッター0.04%(DIN)/0.025%(WRMS)。外形寸法は510W×190H×352Dmm、質量は15kg。仕上げはハイグロス・ウォルナット。
Thorens EMT Tondose 124 Exclusive
Thorens EMT Tondose 124 Exclusiveは、スイスのEMT Tontechnik社とTHORENSがTD124DD Exclusive専用に共同開発したMCカートリッジ。往年のEMT社のシェル一体型カートリッジ「Tondose」のデザインを踏襲しながら、12インチ版TP124トーンアーム向けに最適化したモデルとなる。
純金コイルワイヤーと内部配線、ルビーカンチレバー、マグネシウムボディ、ガイガーカット針を採用。ハンドメイドで製造されるほか、SMEコネクターによる着脱機構を備え、互換性と安定した接続性を確保したとしている。
主な仕様は、周波数特性20Hz - 25kHz、チャンネルセパレーション38dB(1kHz)、出力電圧0.80mV(1kHz、5cm/sec)、推奨針圧2.0g(1.8 - 2.2g)、コイルインピーダンス12Ω、推奨負荷インピーダンス100 - 120Ω。質量は25g。
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