トーレンス、22万円のダイレクトドライブ方式アナログプレーヤー「TD403DD」。上位機と同じトーンアームを搭載
(株)PDNは、THORENS(トーレンス)から、ダイレクトドライブ方式アナログプレーヤーのエントリークラス「TD403DD」を9月1日(月)より発売する。価格は220,000円(税込)。
TD403DDは、ダイレクトドライブ方式のアナログプレーヤー。同ブランドはベルトドライブ方式で定評があるが、フラグシップモデルである「TD124DD」で見られるように、現在では音質と性能が保証できる限りダイレクトドライブ方式も採用する方針をとっているという。
プラッターはアルミ・ダイカスト製を採用し、高質量によって回転の安定性を高めて音質向上を図っている。 直径は12インチ、高さは22mm、質量は1.4kg。回転数は33.3/45rpm。
トーンアームには、高い評価を得ているという上位モデル「TD1500」と同一の「TP150」を搭載。 高さとアジマスの調整が可能なほか、SMEコネクターを標準装備しており、ヘッドシェルの交換やカートリッジの取り付けが簡単に行える。
カウンターウェイトは2つのパーツから構成。 これによって16gから27.8gまでの幅広いカートリッジに対応する。なおカートリッジは、スタイラスチップに無垢楕円針を使用したオルトフォン製MMカートリッジ「2M Blue」を調整済みで付属している。
アンチスケーティング機構にはルビー・ベアリングを実装。ベアリング上に通したナイロン糸でガイドされるカウンターウェイトで調整される方式で、スムーズな動作を保証するとしている。
さらに、新開発の薄型ダイレクトドライブDCモーターを採用。フィードバック制御機能と組み合わせることで、回転の高精度化とノイズ低減を狙っており、クリアな音質を実現したと説明。また、ブラシレスDCモーターの小型で高出力な特性を活かし、従来のダイレクトドライブ方式では困難だったスリムな本体デザインを実現したとしている。
外形寸法は420W×150H×360Dmm、質量は7.2kg。付属品としてアクリルダストカバーを同梱する。
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