受注生産で約132万円

DVAS、イヤホン/ヘッドホン/プリアウトまでカバーするフルバランス完全差動アンプ「Model5」

公開日 2026/04/22 10:43 編集部:原田郁未
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DVAS合同会社は、アッテネーター付きヘッドホンアンプ「Model5」の受注販売を5月1日(金)より開始する。価格は1,320,000円(税込)。納期は受注後2か月。

DVAS「Model5」

Model5は、同社がこれまでに培った設計ノウハウを活かし、単独のヘッドホンアンプとしてはもちろん、プリアンプ、あるいはヘッドホンパワーアンプとして、様々なシステムで活用できるよう開発したというアナログアンプ。

XLR4バランス、4.4mmバランス、6.3mmアンバランスの3系統のヘッドホン出力を装備。さらにXLR/RCAのプリアウトも装備する。最大出力は3.5W+3.5W(@32Ω)。入力はXLR/RCA各1系統を搭載する。

アンプ回路には、ヘッドホンパワーアンプ「Model2B」をベースとしたインスツルメンテーションアンプ構成の完全差動フルバランスアンプを採用。完全差動アンプのネガティブ/ポジティブ両入力に高インピーダンス受けの電圧増幅段を追加したもので、高入力インピーダンスと高いCMRR(同相電圧除去比)により外来ノイズを大きく抑制できるとする。

また入力段にはFET入力の高性能オペアンプを、それを受ける完全差動アンプ回路には高スルーレート/高GB積のデバイスを投入。透明感の高い音質を実現したという。

音量調整機構には、ラインプリアンプ「Model3」と同構成の47ステップのシャント型抵抗アッテネーターを二連構成で搭載。ELMA製ロータリースイッチ、PRP製高精度抵抗器など厳選したパーツを丁寧に組み上げ、減衰量や可変ステップなども独自のカーブで設計した。フルバランス回路でありながら1回路のアッテネーターで音量調整を実現しており、また二連構成とすることでツマミ1つで左右両chの音量を調整可能にした。

ゲインはHigh/Lowの2段階切り替えが可能で、さらにイヤホン/ヘッドホン/プリアウトそれぞれに最適な出力設定を用意。効能率なデバイスのための低ノイズ設定から、高い駆動電圧が必要なデバイスのための設定まで、幅広く対応する。

電源部は、電流増幅段用100VA、電圧増幅段用25VAのトロイダルトランスに加え、制御系を含むマルチトランス構成を採用。SiCショットキーバリアダイオードによる整流回路と組み合わせ、余裕ある電源供給で豊かな音を支える。

入力セレクターや保護回路には低ON抵抗の半導体スイッチを採用。アンプ入力から出力までコネクター以外の機械接点が無い “全段機械接点レス設計” とすることで、機械接点の劣化による接触不良を排除した。

筐体は、底面以外の5面を1つのアルミブロックから削り出した高剛性シームレス天吊りシャーシを採用。シールド性を確保する。底面にはModel2Bと同等のハイブリッドインシュレーターを装備。ステンレス削り出しのベース部と天然皮革のチップ部の組み合わせで、設置面に優しく適度な摩擦抵抗を確保しながら、設置面積自体を抑えている。

外形寸法は430W×98H×260Dmm、質量は約11.5kg。

 

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