「KLIMAX RADIKAL」へのアップグレードサービスも

LINN、旧型「RADIKAL」「KLIMAX EXAKTBOX」向けUTOPIKアップグレードサービス

公開日 2026/03/23 13:31 編集部:原田郁未
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リンジャパンは、DCモーター&電源ユニット「RADIKAL」、およびデジタル・チャンネルデバイダー「KLIMAX EXAKTBOX」を対象とした「UTOPIK Upgrade」を発表した。価格は726,000円(税込)。

あわせて、旧型RADIKALユーザー向けの「KLIMAX RADIKAL」アップグレードサービス開始と、「KANDID」MCカートリッジの生産終了も発表している。

左から、「RADIKAL(モーター部)」「KLIMAX EXAKTBOX」

今回のアップグレードは、LINNが2023年に投入した新世代電源ユニット「UTOPIK」の技術を、旧型RADIKALと旧型KLIMAX EXAKTBOXに展開するもの。UTOPIKは「Intelligent Valley Switching」技術により、トランス入力部で発振サイクルを監視し、もっとも低い電圧の“谷”でのみスイッチングを行うことで、理想的な0Vスイッチングに近づけ、スイッチングノイズを大幅に低減する設計を採る。

さらに、主電源からの電流の引き込みを電圧に比例するよう制御し、同じ電源系統を共有する他機器への影響を抑制する。加えて、4つの独立電源レールを備えることで、ノイズの多い電源レールとアナログレールの分離も高めている。これにより、既存製品の音質パフォーマンス向上を図れるとしてきた。

削り出しシャーシへの加工作業を伴うため、アップグレード作業はスコットランドのLINNファクトリーで実施する。完了までには数か月を要する予定だとしている。

対象製品のひとつとなるKLIMAX EXAKTBOXは、LINNがEXAKTシステム向けに展開するデジタルクロスオーバー。現行モデルは、6チャンネルのORGANIK DACを搭載したデジタル・チャンネルデバイダーで、筐体には「KLIMAX SOLO 500」と共通する最新KLIMAXデザインを採用する。入力はEXAKT LINKを2系統、出力はXLRを6系統備える。旧型モデルはすでに販売を終了している。

一方のRADIKALは、ターンテーブル「LP12」用のモーター電源コントロールとして展開される製品。現行「KLIMAX RADIKAL」では新世代のUTOPIK電源を搭載し、モーター用とフォノステージ用の2つの電源レールに対して、クリーンで安定した電源を供給することで、正確かつ静粛性の高い回転を実現するとしている。

また、旧型RADIKALを使用しているユーザーが「KLIMAX RADIKAL」へアップグレードする際、下取り対象となる旧型RADIKALに対してUTOPIKアップグレードを無償提供するサービスも案内された。

これにより、販売店での下取りを円滑に進めやすくなるほか、2台目のLP12用電源/モーターとして活用する場合にも、価値の高いものになるとしている。現時点では受付期間を設けておらず、同社が昨年10月より案内していた「KLIMAX RADIKAL & KEEL SE」のトレードインサービスとも併用可能だ。

 そのほか、2013年から展開していたMCカートリッジ「KANDID」の生産完了もアナウンス。 今後は「KENDO」「EKSTATIK」を利用するよう案内している。

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