JBL、フラグシップ “Summitシリーズ”に第2弾。3ウェイフロア型スピーカー「Summit Makalu」「Summit Pumori」
ハーマンインターナショナルは、JBLブランドよりフラグシップライン “Summit(サミット)シリーズ” の第2弾として、3ウェイフロア型スピーカー「Summit Makalu(マカル)」「Summit Pumori(プモリ)」を2025年冬ごろに発売する。税込価格はMakaluが1台あたり3,300,000円(ペア6,600,000円)、Pumoriが同2,200,000円(ペア4,400,000円)。
先日、JBLの80周年記念としてフラグシップライン “Summit シリーズ” の第1弾としてブックシェルフ型の「JBL Summit Ama」が正式発表されたが、今回はそれに続くシリーズ第2弾となる。ハーマングループの秋冬の新製品をお披露目するHARMAN ExPLORE TOKYO 2025にて先行展示されていたが、国内における販売時期・価格が正式にアナウンスされた格好だ。

JBLの80周年記念“サミットシリーズ”、フロア型の「Makalu」「Pumori」を先行展示
HARMAN ExPLORE TOKYO 2025の先行展示にて
2025/9/17
2製品とも共通で、D2ドライバーには高比重高剛性素材Sonoglassを用いたハイディフィニション・イメージング(HDI)ホーンを装着。大型ネオジムマグネットとショートボイスコイルを採用した200o径サンドイッチコーン・ミッドバス(JMW200SC)を搭載する。
各ドライバーユニットに純度の高い音楽信号を届けるため、複数の小容量コンデンサーを並列接続して応答速度を高めたMultiCapクロスオーバーネットワークを採用。
さらにデュアルバインディングポストも専用設計で、カーボンファイバー巻きノブとロジウムメッキ仕様となっている。
キャビネットは高級感をもたせたハイグロス・エボニー天然木突板仕上げが施され、カーボンファイバーと一体化した強固なフロントバッフルや綿密なブレーシング構造により不要な共振を排除。JBLカスタムのIsoAcoustics(アイソアコースティクス)製アイソレーション・フィートを備えることで振動対策も図っている。
Summit Makalu
Summit Makaluは、トゥイーターにブランド独自となる大型の76mm径D2コンプレッション・ドライバー(D2830K)、低域にはトリプルレイヤーHC4コーンとデュアルネオジムマグネットDCD駆動回路を採用した300mm 径(JW300SC)ウーファーを搭載。重厚な低域と突き抜ける高域が全身を包み込み、音楽の細部まで鮮やかに表現するとアピールする。
モデル名のMakaluは、ヒマラヤ東部にそびえる孤高の峰 “Makalu” にちなんで名づけらたとのこと。
再生周波数帯域は23Hz - 32.5kHz、インピーダンスは4Ω、感度は88dB(2.84V/1m)、推奨アンプ出力は25 - 300W、クロスオーバー周波数は1,100Hz、外形寸法は464W×1,102H×393Dmm、質量は69kg。
Summit Pumor
Summit Pumorは、トゥイーターにブランド独自の38mm D2コンプレッションドライバー(D2815K)、低域にトリプルレイヤーHC4コーンと強力低歪なSFG磁気回路搭載の250 mm(JW250SC)ウーファーを搭載。中高域の精密さと深みのある低音が美しく調和し、空間に豊かな音の輪郭を描き出すと説明する。
モデル名のPumoriは、“エベレストの娘” と称される美しい峰 “Pumori” の名を冠した姉妹モデルとのこと。
再生周波数帯域は30Hz - 32kHz、インピーダンスは4Ω、感度は87dB(2.84V/1m)、推奨アンプ出力は25 - 250W、クロスオーバー周波数は1,250Hz、外形寸法は393W×1,057H×373Dmm、質量は64kg。
なお、10月17日より3日間にわたって開催される「2025東京インターナショナルオーディオショウ」において、一般向けとしては国内初となる “JBL Summitシリーズ” の展示が予定されている。ハーマンインターナショナルのブース(D棟1F HALL D1)で実施される。












































