熊本県産小国杉を採用し、家具職人の手で製作

熊本のスピーカーブランドHigo Beat、アナログ再生ができるオーディオ家具「The Stereogram」

公開日 2025/07/08 10:50 筑井真奈
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熊本県阿蘇郡南小国町のスピーカーブランドHigo Beatは、レコードプレーヤー、アンプ、スピーカー、レコード収納を一体化したオールインワンのオーディオ家具「The Stereogram」(ステレオグラム)を発売する。熊本県産小国杉を採用し、家具職人との協業によって製作された。オンラインストア価格は950,000円(全国配送・設置込み・税込)。

Higo Beat 一体型アナログプレーヤー「The Stereogram」

The Stereogramは、配線や設定の手間がなく、電源を入れるだけで簡単にレコードを再生できるオーディオ家具。家具としての美しさや品質にもこだわり、福岡県大川市の伝統的な技術を継承する家具職人たちとのパートナーシップによって製作されている。

Higo Beatは、イギリスで20年以上にもわたりスピーカーデザインと製造に関わった経験をルーツに、現在は熊本・阿蘇を拠点として木製のスピーカー開発を行っている。The Stereogramのターンテーブルにはテクニクス製の「SL-1500C」を使用、Higo Beatが持つ音響設計と木工芸術を両立して開発されている。

ターンテーブルはテクニクスの「SL-1500C」

独自開発のスピーカーがセットとなっており、電源を入れるだけでレコード再生が可能

セカンドハウスで手軽に音楽を楽しむほか、カフェやブティックホテル、旅館のロビーなどにおける「音とデザイン」の新しい提案としても考えているという。

家具としての美しさも追求して製造されている
 

 

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