テクダス、上位機のエッセンスを凝縮したターンテーブル「Air Force IV」
ステラは、同社のTechDAS(テクダス)ブランドより、ターンテーブル「Air Force IV」を発売する。価格は2,750,000円(税込)。ミュンヘン・ハイエンド2025でお披露目されたモデルが、国内でも正式に展開されるかたち。6月20日受注開始、デリバリー開始は9月中旬以降を予定している。
エントリーモデルの「Air Force V」を一歩進め、上位機種のエッセンスを凝縮したスマートモデルとして開発。アームレスで最大3本のトーンアームを装着できる。回転するプラッター部を空気の力により浮上させ、レコードとプラッターからなる回転部を機械的にアイソレーションするエアーベアリング機構と、レコード盤をバキュームの力でプラッターに吸着させるエアーバキューム機構はこれまで同様に採用。
上位機種「Air Force One」と同じアルミ無垢ブロックから切削加工をした、8.7kgの一体型プラッターを採用。またレコード盤センター穴のガタツキを吸収するテーパード・スピンドルを搭載。プラッター上面には、吸着時のレコード保護のための極薄の静電気防止と防振機能がある特殊制振材が貼られている。
ドライブモーターには上位モデルと同じ低振動2相4極ACシンクロナスモーターを採用、本体シャーシとは切り離すことでさらに高いS/Nを追求。また駆動ベルトも上位モデルと同じ4mm幅の平ベルトを採用している。
4本のサスペンションフットは「Air Force III Premium S」と同様に、特殊な制振材を組み込むことで、外部振動を適切に遮断している。
ターンテーブル本体のサイズは420.5W×168H×368Dmm、質量は34.3kg。設置に必要な寸法の目安は521W×418Dmmとなる。パワーサプライ部のサイズは350W×160H×270Dmm、質量は9kg。こちらの設置に必要な寸法の目安は350W×33Dmmとなる。回転スピードは33.3/45rpmに対応。ショート用もしくはロング用のトーンアームベースが1基付属する。
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