トーレンスの「TD1601」が目印

「アナロググランプリ」を総力特集、『季刊・アナログ87号』は明日 4月3日発売!

公開日 2025/04/02 19:53 季刊・アナログ編集部
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4月3日(水)より、全国の書店およびオンライン書店にて『季刊・アナログ 87号』が発売となります。小社の販売サイト「PHILEWEB.SHOP」では先行予約も受付中です。

『季刊・アナログ 87号』は4月3日発売!定価:1,680円/税込

表紙のモデルは見事な復活劇を果たしたトーレンスの「TD1601」、ユニバーサルアームにはオーディオテクニカのMCカートリッジ「AT-ART1000X」を取り付けています。写真家・馬場道浩氏が、金屏風のようなテーブルの上に設置した様子を撮影しました。虹色に光るプラッター、ぜひ書店で実際にお手に取ってご覧ください。

さて、87号はアナログオーディオに特化したアワード、年に一度の「アナロググランプリ」の発表号です。

 全国のオーディオ専門店23店による投票を踏まえ、3月初旬、4人の審査委員が集まり審査会を行いました。

誌面では受賞した精鋭モデルたちをずらりと紹介。ゴールド受賞モデルについては、4名の審査委員全員による音質レビューを掲載しています。また受賞モデルの魅力を深掘りするレビュー記事もたっぷり掲載しています。 

さらに、「初盤道」でおなじみ真保安一郎氏によるレコードの「オリジナル盤の探し方」を大特集。

音が良いと言われる希少なオリジナル盤は、通常、その音楽の制作国で初期にプレスされた盤を指しますが、実はその定義は曖昧。そこで、真保さんから、オリジナル盤の探し方からマトリクスの読み方まで、「レコード探し」に役立つさまざまな知識を丁寧に教えていただきました。

もうひとつの小特集は「こんなのあったんだ! 安くて良いオーディオ for Biginners」。

オーディオ機器の高騰が話題になりがちですが、ビギナーにお薦めできる、良質でお求めやすいプロダクトも数多く登場してきています。ここでは福田雅光氏、炭山アキラ氏、小原由夫氏、野村ケンジ氏が推薦する安くて良いオーディオをシステムプラン付きで紹介いたします。

また、前号から始まった「キヨト・マモルのカセットな日々」ではラジカセ専門店を訪ねています。

このほか、巻頭の「レコード悦楽人登場」ではレコードバーの訪問記をお届け。

また蓄音器とSPレコードの連載「チコンキ再生奮闘記」ではポータブル蓄音器HMV102を海辺へ持っていきポール・モーリア(SP盤)をかけるエッセイを掲載。ウエスタンエレクトリックのサウンドの研究家である高井孝祐さんによる「WE22Aのストレートホーンの製作と音の検証記」も尋常ではないエネルギーを放っています。

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なかなかほかでは読めないアナログな記事が満載された本誌、ぜひお手にとってお読みください。

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