2月下旬発売予定

FOCAL、エントリークラス・スピーカー「Theva」。TNFトゥイーター/スレートファイバー・ウーファーを搭載

公開日 2024/01/29 10:37 ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
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ラックスマン(株)は、同社が展開するフランス・FOCAL(フォーカル)よりエントリークラスとなるスピーカーシリーズ「Theva」(テイバ)を発表した。2月下旬の発売を予定している。

「Theva N゜1」

税込価格は以下の通り。
3ウェイ・バスレフ型フロアスタンディングスピーカー 「Theva N゜2」 242,000円(ペア)
2ウェイ・バスレフ型ブックシェルフスピーカー 「Theva N゜1」 121,000円(ペア)
2ウェイ・密閉型センタースピーカー 「Theva Center」 77,000円(1台)

「Theva N゜2」

「Theva Center」

トゥイーターは、3機種共通で「Ariaシリーズ」にも搭載される「TNF」(Tweeter Neodymium Form for Poron Surround)の25mm インバーテッド・ドーム・トゥイーターを搭載。アルミとマグネシウム合金による逆ドーム型振動板を採用、ユニットと振動板の接合面に衝撃吸収素材のポロンを挟み込むことで、2-3kHzの帯域における歪みの発生を抑制し、正確で優れた応答性能を実現している。

Theva N゜2に搭載されるスレートファイバー・コーンを使用した13cm ミッドレンジ/ウーファーは、新開発されたもの。スレートファイバー・コーンは、「Choraシリーズ」にて開発された軽量で強くダンピング特性に優れる新素材。13cmユニットとしては初搭載となる。N゜2はミッドレンジ1基、ウーファー2基搭載している。。

Theva N゜1とTheva Centerには、16.5cm スレートファイバー・ミッドウーファーを採用。N゜1には1基、Centerには左右に2基投入されている。「明晰な中高域とパワフルな低域をバランスよく再生する」としている。

スレートファイバー・コーンは、FOCAL本社に隣接する工場内で、カーボンファイバーにサーモプラスチックポリマーを含浸成形して製作されている。

いずれのモデルも付属ベース(N゜2)もしくは別売りのスタンド(N゜1/Center)を装備することで、後方に傾斜し底面の安定性を増大するとともに、タイムアライメントを整えるよう設計されている。付属ベース/スタンドいずれにもスパイクが付属しており、床からの振動を低減している。

「Theva N゜1」に専用スタンドを装着したところ

また、カラーバリエーションはブラック/ダークオーク/ライトオークの3種類を用意する。

写真左からブラック/ダークオーク/ライトオーク

Theva N゜2のサイズは191W×931H×352Dmm、質量は17kg。クロスオーバー周波数は280Hz/2,9kHz、周波数特性は53Hz〜28kHz、出力音圧レベルは90dB。

Theva N゜1のサイズは212W×392H×260Dmm、質量は7kg。クロスオーバー周波数は3kHz、周波数特性は58Hz〜28kHz、出力音圧レベルは89dB。

Theva Centerのサイズは530W×212H×260Dmm、質量は10kg。クロスオーバー周波数は2,1kHz、周波数特性は59Hz〜28kHz、出力音圧レベルは89dB。

なお、スタンドについては「Vestia」と共通で、N゜1用モデルが44,000円(税込/ペア)、Center用モデルが22,000円(税込/1台)となる。

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