新開発の50Ω専用BNCコネクターなど採用

BriseAudio、ピュアオーディオ用クロックジェネレーター向けケーブル「YATONO-BNC 50Ω」

2022/11/10 編集部:小野佳希
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BriseAudio(ブリスオーディオ)は、ピュアオーディオ用クロックジェネレーター向けに専用開発したというケーブル「YATONO-BNC 50Ω」を本日11月10日から発売する。0.5mから5.0mまで7種類の長さをラインナップしており、いずれもオープン価格だが、0.5mモデルで税込98,000円前後からの実売が予想される。

YATONO-BNC 50Ω

同社では、昨今、デジタルオーディオの基幹となる超高精度・超低位相雑音を謳う10MHz出力対応マスタークロックが多く登場していると市場環境に言及。こうした状況を受けて、従来よりも高い高周波帯域を余すこと無く正確に伝送するために、50Ω対応のオーディオ専用ケーブルを開発したと説明している。

内部導体を高周波絶縁特性に優れた高発泡材で絶縁することで、高周波帯域において超低損失を実現したとのこと。伝送特性の経年劣化にも優れ、外来電波による雑音の影響が少なく、外部への電波の漏洩を最小限に低減するともアピールしている。

導体には高純度銅単線を採用。また、50Ω専用BNCコネクターは音質設計のなされたものを新開発して採用している。

音質を重視して新開発したというコネクターを採用

国立の研究機関並びに協力素材メーカーを交えた3者間にて共同試験や比較試聴を行って開発したという特殊CNT素材や、特に高周波帯域に非常に高い効果を持つという7層構造の特殊電磁波吸収シールド材、他素材の音質的なポジティブ効果をブーストさせつつ音質上悪影響が極めて少ない素材だというBSシートなどを含む複数素材を端子近傍に配置した、独自の高音質化技術も投入。

「音質はピラミッドバランスで骨格が非常にしっかりしており、音場のブレが無く広がりも明確に、散逸する事のない現代的な音質傾向」「ケーブルの存在を意識させない自然な帯域バランスが特徴」だと説明している。

ケーブル長のラインナップは下記のとおり。

・0.5m 「YTBNC-50-005」
・1.0m 「YTBNC-50-010」
・1.5m 「YTBNC-50-015」
・2.0m 「YTBNC-50-020」
・3.0m 「YTBNC-50-030」
・4.0m 「YTBNC-50-040」
・5.0m 「YTBNC-50-050」

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