“Reference301”シリーズ

ティアック、スロットイン式CDプレーヤー「PD-301-X」。ワイドFM/USBメモリー再生対応

公開日 2022/03/30 12:39 PHILE WEB編集部
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ティアックは、“Reference301シリーズ” より、ワイドFMチューナーを内蔵し、USBメモリー再生にも対応したスロットイン式CDプレーヤー「PD-301-X」を4月2日より発売する。カラーバリエーションはブラックとシルバーの2色を展開。価格はオープンだが、ティアックストアでは43,780円(税込)で販売される。

「PD-301-X/S(シルバー)」

「PD-301-X/B(ブラック) 」

「PD-301-X」は、コンパクトなスロットイン式高精度CDドライブメカニズムを採用したCDプレーヤー。業務用製品でも採用実績のあるオーディオ専用設計で、素早いローディングが可能としている。

CDをローディング後に自動で再生を開始するオートプレイ機能も搭載。同機能はON/OFF切り替えも可能。そのほかランダム/リピート再生や、CD-DAのみプログラム再生にも対応する。

本体フロント部にはUSBメモリーの再生に対応するUSB端子を搭載。USBメモリーに記録したWAV/AAC/MP3/WMAファイルの再生が可能で、MP3/WMA/AAC再生時にはディスプレイ部に曲名、アーティスト名を表示させることもできる。CD-Rディスクに記録したMP3/WMAファイルも再生可能だ。

CDやUSBメモリーからのデジタルオーディオ信号をアナログ変換するD/AコンバーターにはTI製「BurrBrown PCM5142」を採用する。

AMラジオをFM放送の周波数で放送するワイドFM(FM補完放送)対応のFMチューナーを搭載。これにより、ビルやマンションなどAM放送が聴き取りにくい場所でもクリアな音質でAMラジオ番組を楽しめるという。

アナログ出力に加え、同軸デジタル出力、RCAライン出力、光デジタル出力を各1系統ずつ搭載。D/Aコンバーターと組み合わせてCDトランスポートとしても使用可能。さらに、FMチューナーで受信したラジオの音声のデジタル信号出力も可能となっている。

背面端子部

筐体にはアルミニウム製のフルメタルシャーシを採用。優れた制振性により、振動による音質への影響を最小限に抑えるとともに、Hi-Fi機器としての品格も保つとしている。また、横幅215mmのコンパクト設計により設置の自由度も高めたとアピール。“Reference 501” シリーズのコンセプトであった「デスクトップにも置けるコンパクトな高性能オーディオ」をより追求したとしている。

ほか機能面では、ON/OFF切換可能なオートパワーセーブ機能、フォルダー/ファイルブラウズモードの切換などを装備する。

外形寸法は215W×61H×232Dmm(突起物を含む)、質量は2.1kg。付属品には薄型の10キーリモコンを同梱。なお、本機との組み合わせを前提に設計された同社のUSB-DACアンプ「AI-301DA-Z」のリモコンからも、CD再生、スキップといった基本操作が可能とのこと。

コンパクトな10キーリモコンも付属

リモコンのほか、ACアダプター(GPE152-120125W)、ACアダプター用電源コード、RCAオーディオケーブル、リモコン用単4型乾電池2本、FMアンテナなども同梱する。

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