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「相模湖交流センター賞」受賞者の競演

ラックスマンホールにて、ピアノコンクール受賞者の演奏会&DSD試聴会を開催

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オーディオ編集部・伊佐山
2021年05月24日
5月22日(土)と23日(日)の2日間、神奈川県立相模湖交流センター内にある「ラックスマンホール」にて、第4回、第5回のベートーヴェン国際ピアノコンクールアジア「相模湖交流センター賞」の受賞者による演奏会が開催された。

ベートーヴェン国際ピアノコンクールアジア「相模湖交流センター賞」の第4回(2020年)受賞者。写真左から山縣美季さん、伊波蘭菜さん、中村梨乃さん。コンサート後は、自身の演奏をハイレゾ再生で体験した

「相模湖交流センター賞」は、ベートーヴェン国際ピアノコンクールアジアの本選上位入賞者3名に授与されるもの。受賞者による演奏会は毎年5月に開催されていたが、新型コロナウィルス感染状況下で昨年は中止。今年は感染対策をとった上で、昨年度の受賞者3名が22日(土)に、本年度の受賞者3名が23日(日)に演奏会を行った。

演奏が行われたラックスマンホール

受賞者は以下の通り。
●第4回(2020年)受賞者
山縣美季さん、中村梨乃さん、伊波蘭菜さん
●第5回(2021年)受賞者
鶴原壮一郎さん 、北桜子さん、小原慎太郎さん

この2日間のコンサート会場では、ラックスマン(株)主催によるハイレゾコンサートも開催。コンサートホールに隣接するスペースに同社のプリメインアンプ「L-505ux」や、FOCALのスピーカー「Chora826」を設置。

コンサートの後は来場者と演奏者を集めてオーディオシステムにて試聴会を開催。生で聴いたばかりの演奏とオーディオ再生と両方の魅力を体験できた

演奏会場のピアノのそばに設置されたマイクからタスカムの「DA3000」にラインで直結。DSDコンバート&録音され、オーディオシステムで再生された

実際の演奏をDSDによるハイレゾクオリティで、リアルタイム再生したほか、コンサート終了後には3人の演奏者も参加。DSDで録音された自身の演奏を来場者とともに体験した。

ラックスマンのプリメインアンプ「L-505uX」のほか、SACDプレーヤー「D-03X」、クリーン電源システム「ES-1200」を用意

スピーカーはフランスFOCALの「Chora826」を用意。広い空間のなかで十分なクオリティの再現性を体験できた

受賞者もそのサウンドについて以下のようにコメントしてくれた。

「音が大変素晴らしいです。雑音などがなくなり、生の音が再現できていると思います。自分の演奏をこうして聴くのは冷や汗ものなのですが(笑)、音色が素晴らしいと思いました」(伊波蘭菜さん)

「普段練習する時はスマホで録音して聴いているのですが、全然違いますね。実際に弾いている時と同じ音がしました。家でもこの音源を聴いて勉強したいと思います」(中村梨乃さん)

「自分の演奏が客席でこう聴こえているのだということがよく分かりました。普段自分の演奏を聴くのは苦手なのですが、こういったいい音の環境ならば聴きやすいですね。いいスピーカーが欲しくなりました(笑)」(山縣美季さん)

ラックスマンホールの館長、松田善彦さんは「今日(22日)の3人の演奏者の方々は1年前のコンクールの受賞者です。ですから実際の演奏ではこの1年間の成長がすごく感じられました。それからハイレゾ再生では、今回の演奏で使ったベーゼンドルファーが持つ豊かで色彩感のある音色の表現力が発揮できて、CDとは明らかに違いますね」と語っていた。

当日の自身の生演奏をオーディオシステムでそのまま試聴するのは初めての体験

コンサート会場での実際の演奏と、オーディオ再生の魅力の両方を同時に体験することができる2日間。今後もこういった形のイベントが発展していくことを楽しみにしたい。

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