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M3Hはネットワーク機能も

エミライ、Bricasti DesignのUSB-DAC「M3」とヘッドホン出力搭載「M3H」の取り扱いを開始

ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
2020年11月13日
エミライは、Bricasti DesignのUSB-DAC「M3」と、ヘッドホン出力機能ならびにネットワークプレーヤー機能も搭載する「M3H」の国内取り扱いを開始する。M3は698,000円(税抜)、M3Hは898,000円(税抜)。

Bricasti DesignのUSB-DAC「M3」

M3ならびにM3Hは、PCMとDSDで独立したDA変換セクションを搭載。DACチップにはアナログ・デバイセスのマルチビットΔΣ方式「AD1955」を搭載、DSD専用にフリップ・フロップ式アナログDSDコンバーターを自社開発している。USBの最大入力サンプリングレートは、PCMが384kHz/24bit、DSDが11.2MHz(DoPおよびASIO)。

アナログ・デバイセスの「AD1955」を搭載

M3の入力端子は、デジタル入力端子は、AES/EBU×1、RCA×1、Optical×1、USB typeB×1。アナログ出力は、XLRバランス(2番hot)×1、RCAアンバランス×1。M3Hには、LAN入力も追加される。

M3Hの背面パネル。M3からLAN入力が追加される

PCMのDAC部は、デジタル入力部から送られてきた信号のクロックを判別し、内部でリクロッキング処理を行うことで、上流側のクロックジッターの影響を受けない仕組みとなっている。超低ジッターの水晶発振器「Femto Clock」をチャンネルごとに配置、DDS(ダイレクト・デジタル・シンセシス/デジタル直接合成発振器)を経由することで低ジッターを実現。左右チャンネルのクロック同期はデジタル処理基板上に配置されたSHARC DSPにより制御している。

アナログ回路基板にはARLON社製のガラス・セラミック含有熱硬化性樹脂Arlon 25Nを採用。カリフォルニアの自社工場にて製造されている。また、デジタル回路部、アナログ回路部が完全に独立した基板になっており、電源回路も独立させることで、デジタルノイズからのアイソレーションを実現している。

新設計シャーシは、CNC切削によるアルミニウムブロックからの削り出し。ノブやキャップ、リモコンまで同様の手法で製造されている。

M3Hは、M3をベースに、4ピンXLRバランスヘッドホン端子と6.3mmフォーン端子が追加される。さらに、ネットワーク入力機能も搭載されており、ネットワークプレーヤーとしても活用できる。ネットワーク入力は、最大384kHz/24bitのPCMと、DSD5.6MHzまでに対応。

M3Hでは4ピンXLRと6.3mmのヘッドホン端子を追加

サイズは355W×64H×286Dmmで、質量4.6kg。ジッターは8ピコ秒@48Hz、6ピコ秒@96kHz。XLR、RAC出力時の周波数特性は10Hz - 20kHz、ダイナミックレンジは120dB以上、THD+Nは0.0008%(フルスケール)、0.0004%(-30dBFS)。消費電力は20Wとなっている。

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