AROMAのフラグシップイヤホンも登場

<ヘッドフォン祭>トップウイング、スマホを高音質化するLotoo「Paw S1」やiFi audioのアクセサリーなど紹介

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ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
2020年04月25日
フジヤエービックが開催している「春のヘッドフォン祭2020 ONLINE」。11時半から12時までの時間帯では、トップウイングサイバーサウンドグループの発表会が開催された。プレゼンターには岩井 喬氏が登場し、音質インプレッションも交えながら新製品解説を行った。

トップウイングの新製品を紹介する岩井 喬氏

■AROMAから音質切り替えスイッチ付きイヤホン2モデル登場

AROMAからは、フラグシップイヤホン「ACE」と「Musical BOX Thunder」が登場。「ACE」は62万円(税抜)で、ハウジングに4つの音質モードが切り替えられるディップスイッチを備えている。基本の「バランス」のほか、「ヴォーカルをフィーチャーしたモード」「低域のレンジを広げるモード」「高域を最適化したモード」の、計4種類の切り替えができる。

AROMA「ACE」の音質切り替えディップスイッチ

岩井氏によると、その音質切換について「ブーストというほどではないが、いい塩梅のバランスで変わっていくという感触。どのモードを聴いても破綻がなく、聴くジャンルや好みによって、微妙な部分を変えていきたい、という要望に応えられる」という。またヴォーカルをフィーチャーするモードを選ぶと、クラシックなどを聴いても好ましい音質になるとコメントした。

「Musical BOX Thunder」は36万円(税抜き)。こちらはトグルタイプのスイッチがついていて、「Harmony」「Concentrate」という2つの音質モードが選べる。音質について岩井氏は、「大きくガラッと変わるのではなく、細かく聴いていて気になるところの音像をまとめてくれるという印象。Concentrateは、集中したい時に、まとまりのよいヴォーカルを聴くことができる。音楽のジャンルや、接続するDAPで切り替えて楽しむのもよいだろう」と語った。

AROMA「Musical BOX Thunder」の音質切り替えスイッチ部

いずれのモデルについても、「どのモードを聴いても破綻がなく、音質傾向はどちらもAROMAならではのもの。似た傾向をしている」と岩井氏は解説した。

■Lotooのクオリティをスマートフォンで実現できる「PAW S1」

続いて、Lotoo「PAW GOLD」のクオリティをスマートフォンで実現できるという「PAW S1」の紹介。バッテリーを内蔵しないDAC内蔵ヘッドホンアンプで、3.5mmと4.4mmの出力端子を搭載。価格は27,000円(税抜)、iOS端末用向けLightningケーブルを付属するセットは32,000円(税抜)。「スマートフォンで音楽を聴いている人にとっては良い選択肢で、特にストリーミングサービスをより高音質に楽しめる」という。

PAW GOLDなど上位機種のノウハウや技術を投入した「PAW S1」

3.3mmと4.4mm端子を搭載している

岩井氏も「アルミ筐体なので質感がすごく良く、高級感のあるガジェットとしてオススメできる」とコメント。YouTubeのコメントでも「2.5mmじゃなく4.4mmを付けたのは良いねぇ」「これほしい!!」などの意見が寄せられていた。

■TELOS15周年モデル消磁器QMTを紹介

続いて、台湾のブランドTELOSの15周年モデルを紹介。消磁器「Quantum Magnetic Tuning(QMT)」は、リチウムバッテリーを搭載し、ポータブルでも利用できる消磁器となっている。価格は18万円(税抜)。電源ボタンを長押しすることで起動する。時間が経つと電源が切れるわけではなく、切るためにはもう一度ボタンを押す必要がある。

TELOSの「Quantum Magnetic Tuning(QMT)」の使用方法

電源を入れた後、イヤホンやヘッドホンをを直接この上に置いて利用する。塗料や中に入っているパーツの磁性もキャンセルできるという。岩井氏によると、「磁石を搭載しているドライバーの磁性を消してしまうのではないか、という心配はない。そこまで強いものではない。クオリティダウンの心配はしなくて良い」という。

YouTubeのコメント欄では、「IHコンロ」「やかんを載せたくなる」「テロスにしては安い」などの声が寄せられていた。

■合体で音質「いいとこ取り」!? iFi audioのUSBアクセサリー

そのほかiFi audioのUSBアクセサリーとして、「iSilencer+」と「iDefender+」の2モデルも紹介された。価格はいずれも8,800円(税抜)。

「iSilencer+」と「iDefender+」の基本仕様

「iSilencer+」は既発売の「iSilencer」よりもサイズが一回り大きくなり、USB端子がType-Cに変更されている。「基本性能がグレードアップしており、音質も全然違う」と岩井氏は語る。単独でも利用できるが、iFi audioのiPOWERなど、5VのACアダプターを加えることで、「圧倒的に音が良くなる」と力説する。

「iSilencer」と「iSilencer+」の比較。サイズも一回り大きい

「iSilencer+」と「iDefender+」を合体!!

「iDefender+」はグラウンドループハムを抑えるためのアイテム。「iSilencer+」と組み合わせて使用することもできる。岩井氏のヘッドホンで聴いたインプレッションは「iDefender+は音像タイプで、低域も引き締まってディテールが分かりやすくなる。iSilencer+は音場に効く印象」ということで、連結して使うことで「いいとこ取りができる」という。

YouTubeのコメント欄では、「合体したw」「USB-C化は素直に嬉しい」「順番で音変わるのかな」などの声が寄せられていた。

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