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価格は未定、近日発売予定

LINN、ライフスタイル向けワイヤレススピーカー「Series 3」。“DSM”のネットワーク再生機能を踏襲

編集部:杉山康介
2019年10月21日
LINN(リン)は、ネットワークプレーヤー機能を内蔵したワイヤレススピーカー「Series 3」を発表した。日本での価格や発売日は現在未定だが、近日の発売を予定する。

「Series 3」

スピーカー構成としてはトゥイーターとウーファーを1基ずつ搭載した2ウェイ方式で、Wi-FiやBluetoothでのワイヤレス接続に加え、イーサネットやHDMIでの有線接続にも対応する。外径寸法は250W×296H×206Dmmで、質量は6.9kg。

本製品のコンセプトについて、リン本社のマネージングディレクターGilad Tiefenbrun(以下ギラード)氏は「音楽は演奏家と時間、場所を超えてコミュニケーションできるツールだと思っている。今日市場に溢れるワイヤレススピーカーは安価でクオリティの高いものではない。そんなワイヤレススピーカーに本格的なクオリティを持たせることで、音楽が持つコミュニケーションの力をたくさんの人に体験して欲しい。それがSeries 3の開発テーマだ」と述べている。

開発コンセプトや製品説明などを行うギラード氏

また、サウンドクオリティについては「音楽信号のディテールは簡単に失われてしまうが、そういった損失の機会を少なくするためにリンのテクノロジーを全て詰め込んでおり、自然でクオリティの高い音楽再生を可能にした。Series 3は世界中で最も音の良いワイヤレススピーカーだと、胸を張って言える」とアピール。

アンプは2×100 クラスDアンプを、スピーカーは19mmシルクドームトゥイーターと160mmロングスローウーファーを搭載。最大音圧レベルは101dB。またネットワークプレーヤー「DSMシリーズ」の機能を踏襲し、Spotify connectやTIDAL、NASに保存されたハイレゾ音源などのネットワーク再生に対応する。フォーマットはFLAC、ALAC、WAV、MP3、WMA、AIFF、AAC、OGG、PCM 192kHz/24bitまでをサポートしている。

「ワイヤレススピーカーでハイファイサウンド」を実現するため、リンのテクノロジーが結集しているという

エンクロージャーの素材には天然由来の鉱石を採用し、パウダー状にして成形。これによって理想的な密度を実現するという。デザインについては「ライフスタイル向けの製品は、どれほどエレガントでビューティフルに見えるかも大事なポイント。リビングや書斎など家庭内のどこにでも置けるよう、ワイングラスやウィスキーグラスを想起させる生活に馴染みやすいデザインに設計した」と語っていた。

操作はリン製品で使われる再生・設定アプリ「KAZOO」などに対応するほか、ガラス天板に表示されるボタンからも可能。現在はスマートフォンで気軽に音楽を楽しむスタイルが一般的であるため、簡単で使いやすい操作系統であることを重視しているという。また、先述の通り有線接続にも対応するため、HDMIでテレビとつないで使用することも可能。

電源がオンになると、ガラス製の天板にはボリュームや操作ボタンが浮かび上がる

別売されるパートナー機とExakt Link接続することでステレオ再生にも対応する。スピーカー構成や外径寸法、質量はSeries 3本体と同じだが、あくまでパートナー(スレイブ)機なので操作ボタンなどは搭載しない。価格もマスターとなる本体とは異なるとのこと。

パートナー機と接続することでステレオ再生も可能

ギラード氏は「本製品は若い世代をはじめ、これまでのリンとは異なる層をターゲットとする。そのためハイファイオーディオだけでなく、ライフスタイルやテクノロジー、ヘルスケアなど幅広い側面にアピールしていきたい。また、多くの方にリンというブランドの名前を知ってもらうため、あえて個別の製品名は付けなかった」と語った。ラインナップも、まずはフロントパネルがクロムプレートとゴールドプレートの2種類を投入し、市場の動向を探っていくとのこと。

パネルがゴールドプレートのモデルもラインナップされる

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