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機能拡張にも対応

PLAYBACK DESIGNS、初のセパレート型SACDプレーヤー“DREAM SERIES”「MPT-8/MPD-8」

編集部:成藤正宣
2018年07月31日
ナスペックは、米PLAYBACK DESIGNSのセパレート型SACD/CDプレーヤー“DREAM SERIES”として、SACD/CDトランスポート「MPT-8」とDAC「MPD-8」を8月1日より受注開始する。

●SACD/CDトランスポート「MPT-8」:3,000,000円(税抜)
●DAC「MPD-8」:2,500,000円(税抜)
※納期は受注後約2か月

昨年のドイツ・HIGH END2017(関連ニュース)や、2017 東京インターナショナルオーディオショウ(関連ニュース)にて公開されていた製品が、正式に発表されたかたち。

SACD/CDトランスポート「MPT-8」

DAC「MPD-8」

同ブランドでは初となるセパレートタイプのSACD/CDプレーヤー。DSDの伝送方式「DoP」開発などで知られる創業者アンドレアス・コッチ氏が開発した、独自のアルゴリズムを搭載しており、DA変換や信号処理に活用されている。筐体はインダストリアル・デザイナー、アレックス・ラスムッセン氏によりデザインされ、ボルト等のない滑らかな外観となっている。

「MPT-8」は、徹底的なカスタマイズとテストを行ったDENON製メカニズムを採用するSACD/CDトランスポート。他のパーツも全てカスタムメイドされており、「MPD-8」とは共通アースとデジタルノイズを排除するため、専用端子のP-LINK(PLAYLINK)で接続する。

カスタマイズしたDENON製メカニズムを搭載する

複数のクロックを搭載することで起こる悪影響を排除するため、すべての表示やコントロールのタイミングは高精度MEMSクロック1基のみで制御。FPGA回路は2基搭載し、うち1基は将来のアップデートに備えた拡張用となっている。

また、2TBのSSDを搭載する専用サーバー「Syrah Server」、Roonに対応する「Roon Core」、Deezerなどストリーミング配信に対応する「Stream-X」といった、光デジタル接続の専用オプションも今後発売を予定している。

入力端子はAES/EBU(XLR)×1、同軸デジタル×1、光デジタル×1、P-LINK×1、USB×1。出力端子はAES/EBU(XLR)×1、P-LINK×1。

MPT-8背面

最大消費電力は100W、外形寸法は460W×130H×430Dmm。質量約17kg。

「MPD-8」は従来製品に比べて内部回路を飛躍的に進化させたというDAC。FPGAは従来の1基から4基に増加し、アナログ回路はディファレンシャル回路からダブル・ディファレンシャル回路に変更。S/Nやダイナミックレンジを向上し、余裕ある動作を実現したとする。クロックは高精度MEMSクロックを1基のみ搭載し、すべての制御を行う。

4基のFPGAやダブル・ディファレンシャル回路といった、従来より強化した回路を搭載する

電源はアナログ出力用に左右2基、デジタル回路用に1基、計3基のリニア電源を搭載。ボリュームはラダー抵抗を使用した高精度デジタルボリュームで、バイパスしてパワーアンプへのダイレクト接続も可能としている。

MPT-8とは独自端子のP-LINKで接続され、他の入力がない場合はそれらの入力電源が自動的にオフとなり、デジタルノイズをカットする仕様。単体DACとしても非常に高い性能を誇り、入力信号はDSD変換された後50MHzまでアップリングされ、滑らかでアナログライクなサウンドを実現するという。さらに、接続したデジタルソースをPCM/DSDファイルでPCに録音する機能も備えている。

入力端子はAES/EBU(XLR)×1、同軸デジタル×1、光デジタル×1、P-LINK×2、USB×1。アナログ出力端子はXLR1系統、RCA1系統。デジタル出力はP-LINK×1。

MPD-8背面

最大消費電力は100W、外形寸法は460W×130H×430Dmm。質量約19kg。

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