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TAD-E1の後継モデル

【HIGH END】TAD、“TAD-ME1をフロア型に発展させた” 新スピーカーを参考出展。新アンプも

編集部:小澤貴信
2018年05月11日
TAD(テクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズ)は、独ミュンヘンにて現地時間10日に開幕した「HIGH END 2018 MUNICH」にて、フロア型スピーカー「TAD-E1」の後継モデルや、パワーアンプの新モデル「TAD-M1000」を参考出展した。

TAD-E1の後継スピーカー(写真中央)

TADのブース

TAD-E1の後継スピーカーは、現時点で名称は未定。2016年11月の発売から人気を集めているブックシェルフ型スピーカー「TAD-ME1」(関連ニュース)と同じ90mm CSTドライバー(ベリリウム振動板トゥイーター+マグネシウム振動板ミッドレンジによる独自の同軸ドライバー)、160mmウーファー(本機は2基搭載)を採用している。

さらにTAD-ME1やTAD-CE1で採用された独自のバスレフ形状である「Bi-Directoinal ADSポート」も継承。こうした仕様からも、TAD-E1の後継という位置付けながら、“TAD-ME1をフロア型スピーカーに発展させた”と言えるモデルだ。

エンクロージャー側面の円形の部分がBi-Directoinal ADSポートとなる

背面端子部

エンクロージャーは従来のTAD-E1より横幅がスリムになっている。一方で奥行きを長くとることで、従来相当の容積を確保しているという。各スピーカーユニットは傾斜を付けて配置され、タイムアライメントも行っている。披露されたものは試作機で、現在もチューニングなどを進めているとのこと。音出しのデモは行われなかった。

エンクロージャーは幅をスリムにしつつ奥行きに余裕を持たせている

発売時期は11月頃を目指しているとのこと。価格は、「TAD-E1(100万円/1本)の後継機としてふさわしい価格」を現在検討中だという。

「TAD-M1000」は、TADの中ではスタンダードクラスといえるEvolutionシリーズに用意されたパワーアンプで、TAD-ME1との組み合わせを想定しているとのこと。同シリーズとなるディスクプレーヤー「TAD-D1000MK2」やDAC「TAD-DA1000」とデザインを揃えているが、これらモデルとデザインや価格帯が釣り合うアンプへの要望が以前から大きかったとのこと。

TAD-M1000

パワーアンプとしての内容については、クラスDアンプを採用した同社のTAD-M2500をベースとしているが、筐体などの見直しを行うことで、価格的にはTAD-ME1やTAD-D1000MK2と釣り合うものになるという。10月の発売を目標に開発中とのことで、こちらもブースでは展示のみとなっていた。

ブースでは同社Reference/Evolusionシリーズのスピーカーやアンプと共に、昨日国内発表されたスピーカーケーブル「TAD-SC025M」のデモもさっそく行われていた。本来Evolutionシリーズとの組み合わせを想定して開発されたものだが、Refarenceシリーズとの組み合わせでも遜色ないとして、ディストリビューターらの間で好評を得たとのことだった。

「TAD-SC025M」をReferenceシリーズと組み合わせてデモを行っていた

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