設定画面もデザイン変更

音楽再生ソフト「Roon」バージョン1.5提供開始。MQAデコードが可能に、LINN DSもサポート

2018/05/03 編集部:風間雄介
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Roon Labsは、音楽再生・管理ソフト「Roon」の最新版となるバージョン1.5を提供開始した。

バージョン1.5では、MQAのデコードが可能になった。これにより、MQA非対応のDACを使っている場合でも、MQAコンテンツの再生が行えるようになった。なおRoon 1.5では、MQAの情報を壊さずに、EQやルームコレクション、ボリューム調整などの機能が利用できるという。

RoonがMQAをサポートすることはすでに発表されていたが(関連ニュース)、ついに実現した。Roon Labsによると、MQAの実装作業は1月に開始し、数ヶ月間にわたってMQA社と何度もやり取りし、認証作業が行われたという。なおRoonでMQAを再生する際には、MQAの信号経路(シグナルパス)やデコード、プロセッシングの過程がRoonの画面上に表示される。

また1.5では、LINN DSのサポートも行われた。LINNが最近提供を開始したファームウェア「Davaar 63」を適用することで、RoonからビットパーフェクトでLINN DSに信号を伝送する「ストリーミングモード」が利用可能になり、これを使ってDSをサポートする。ただし、このDavaar 63は現在のところベータバージョンとなっている。

さらに1.5では、インターネットラジオのFLACやOGG/FLACストリームもサポートした。そのほか、デバイスのセットアップ画面もデザイン変更し、自動セッティングもよりかんたんに行えるようにした。

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