絶縁材の比誘電率に着目

サエク、10MHzクロック信号の伝送に最適化したBNC同軸ケーブル「DIG-T50」

公開日 2018/03/26 11:12 編集部:成藤正宣
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サエクコマースは、10MHzの正弦波出力に最適化した50ΩBNC同軸デジタルケーブル「DIG-T50」を4月1日から発売する。価格は1.5mが33,000円、1.0mが27,000円、0.7mが23,000円(いずれも税別)。それ以上の長さについても0.5mごとに6,000円(税別)にて特注対応可能。

DIG-T50

マスタークロックジェネレーターからの同期信号を正確に、最小の伝送ロスでデジタル機器に伝送することを目的としたBNC同軸ケーブル。信号の伝送速度を上げるため、絶縁材の比誘電率に着目し、比誘電率が最も低い素材であるEPTFE(ジュンフロン)を絶縁材に採用した。

中心導体には広帯域で損失が少なく、伝送速度も早い高純度銀メッキ銅線を採用。同じく銀メッキ銅線で密度90%以上の1次シールド、錫メッキ銅線による2次シールドを備え、半導電層も設けることでジッターやリップルを大幅に低減している。

導体断面積は1.22Sq(mm2)、ケーブル外形はΦ6.5mm。静電容量は84pF/m(1kHz)。

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