ロングセラーのブラッシュアップモデル

<OTOTEN>ティアック、新アナログプレーヤー「TN-400BT-WA」国内初披露

公開日 2017/05/13 15:17 編集部:押野 由宇
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オーディオビジュアルの総合展示会「OTOTEN 2017」が、本日5月13日(土)〜14日(日)に東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催中だ。本稿では会場6Fのハイエンドオーディオ関連ブースから、ティアックのブースについてレポートしたい。

ティアックのブース

ティアックのブースでは、初のフルサイズ機にしてフラグシップモデルであるネットワークCDプリメインアンプ「NR-7CD」を中心に、Sonus faber「Venere 2.0」やELAC「FS267」、クリアサウンズ「F-631」など各種スピーカーと組み合わせた試聴デモを展開。ケーブルなどアクセサリーにはORB製品を使用し、音の追い込みが行われた。

NR-7CD

また、日本未発表の新製品としてアナログプレーヤー「TN-400BT-WA」が参考出展された。同社のロングセラー「TN-350」のブラッシュアップモデルとして、軸受の精度を高めたほか、78回転に対応、Bluetoothの送り出し機能を備えているという。海外ではすでに発売されているが、国内での発売時期や価格などは未定とのこと。

日本のイベントでは初めての出展となる「TN-400BT-WA」

そのほか、ワイヤレススピーカー「WSA70」も出展。NR-7CDと同じく“NEW VINTAGE”をテーマとしたコンセプトモデルで、Bluetooth再生のほかWi-Fi接続にも対応。“NUNO”ブランドとコラボしたグリルのバリエーションを用意するなど、インテリア性を高めたデザインを目指したという。そのほか、ティアックの主要製品である「501」シリーズや「503」シリーズが展示された。

ワイヤレススピーカー「WSA70」

NUNOブランドとコラボした多数のグリルも展示された

アナログ関連ではディスクユニオンJazzTOKYOとコラボした「田中伊佐資の八重洲レコード聴きまくり大会:番外編」として、ディスクユニオンJazzTOKYO店長の生島 昇氏とのトークイベントが実施された。

なお14日には、土方 久明氏を講師に招き「NR-7CDを利用して、最新デジタルファイル事情を知り尽くす」をテーマとした講演を予定。進化の早い昨今のデジタル再生に対応するNR-7CDを用いて、最新のデジタルファイル再生事情を深く解説しながら、CD、DSD11.2MHzなどのハイフォーマットファイル再生、ストリーミングなど、新旧様々なデジタル再生を実践するとしている。

各ブランドのスピーカーと組み合わせた「NR-7CD」のサウンドを聴ける

「AX-501-V2」や「AI-503」など、501および503シリーズの製品も展示

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