2モデルをラインナップ

アクロリンク、電源ケーブル「Anniversario」シリーズ。D.U.C.C.ストレスフリー7NCu導体採用

公開日 2016/11/08 16:46 編集部:押野 由宇
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アクロジャパンは、ACROLINK(アクロリンク)ブランドより、「D.U.C.C.ストレスフリー7NCu」導体採用の電源ケーブル2モデルを2016年12月下旬に発売する。価格は「7N-PC4020 Anniversario」が31,000円(税抜/1.5m)で0.5m延長ごとに3,000円(税抜)、上位モデルの「7N-PC4030 Anniversario」が43,000円(税抜/1.5m)で0.5m延長ごとに7,000円(税抜)。

「7N-PC4030 Anniversario」(写真左)、「7N-PC4020 Anniversario」(写真右)

Anniversario(アニヴェルサリオ)はイタリア語で記念を意味する言葉で、同社ケーブル製品の導体に採用される高純度銅の量産ができるようになって30周年を迎えたことから命名したという。

「Anniversario」電源ケーブルには最新の「D.U.C.C.ストレスフリー7NCu」を採用し、ハイエンドコンポーネントの性能をより引き出すべく線径と構成の新たな黄金比率を追求したという。「7N-PC4020 Anniversario」では、ホット/コールド(7NCu)、アース(4NCu)の全てを素線直径0.26φ×50本。「7N-PC4030 Anniversario」では素線直径0.37φ×50本として伝送の基本条件を統一している。

また同社では、電源ケーブルにおけるシールドの重要性に注目。3つの導体のセンターに電磁波吸収非磁性糸およびシルク糸を設置し、内シースの外周には「網」ではなく「面」を構成できる銅箔テープによるシールド層を設置するなどして、完全に外部ノイズの侵入を防いでいるという。

シース素材には、絶縁性と低誘電率特性の特に優れたポリオレフィン系樹脂を採用。さらに、異種素材を適切な混合比率により練り込んだポリオレフィン材による介在層、制振効果を持ったパウダーを配合したポリオレフィンを基材とする内シース、物理的な強度と紫外線による劣化の少ないウレタン材による最外周という構造で、より一層の振動抑制効果を実現している。

プラグとコネクターも、カスタムオーダーのオリジナル品となる。ブレードには極めて導通性の高いベリリウム銅を採用し、下地に銀メッキを施した上で可能な限り肉厚にしたロジウムメッキ仕上げ。筐体には制振特性に優れ、堅牢なポリカーボネイトを採用している。外形寸法は「7N-PC4020 Anniversario」が12.0φmm、「7N-PC4030 Anniversario」が14.5φmm。

【問い合わせ先】
アクロジャパン
TEL/03-5369-2474

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  • ジャンル電源ケーブル
  • ブランドACROLINK
  • 型番7N-PC4020 Anniversario
  • 発売日2016年12月下旬
  • 価格¥31,000(1.5m/1本・税抜)
【SPEC】●導体:D.U.C.C.ストレスフリー7NCu ●素線直径:0.26φ×50本 ●外径寸法:12.0φmm
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  • 型番7N-PC4030 Anniversario
  • 発売日2016年12月下旬
  • 価格¥43,000(1.5m/1本・税抜)
【SPEC】●導体:D.U.C.C.ストレスフリー7NCu ●素線直径:0.37φ×50本 ●外径寸法:14.5φmm