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サウンドファースト思想を徹底

Cambridge Audio、DAC内蔵プリメイン「CXA80/CXA60」とCDトランスポート「CXC」

編集部:小澤貴信
2015年10月29日
ナスペックは、Cambridge AudioはDAC内蔵プリメインアンプ「CXA80」「CXA60」、およびCDトランスポート「CXC」を11月1日より発売する。

CXシリーズのコンポーネント。最上段がCXA80、最下段がCXC

・「CXA80」プリメインアンプ ¥OPEN(市場想定価格160,000円前後)
・「CXA60」プリメインアンプ ¥OPEN(市場想定価格120,000円前後)
・「CXC」CDトランスポート ¥OPEN(市場想定価格80,000円前後)

今回発売される3機種は、現代のオーディオファイルに向けたコンポーネントとして同社が展開するCXシリーズにラインナップされるモデル。従来通りの「サウンドファースト(音質最優先)」の設計思想を掲げながら、新しいアプローチで音質とシンプルなデザインを追求している。

信号経路の最短化を目指したDAC内蔵プリメインアンプ「CXA80」「CXA60」

プリメインアンプ「CXA80」「CXA60」は、同社がこれまでのアンプ製品にも採用してきた高能率のClass A/B級アンプを採用。電源部には、磁束漏れを抑える低ノイズのオーディオグレードの大型トロイダルトランスと、最適な形状に設計されたヒートシンクを配置。基板レイアウトは、トロイダルトランス/ヒートシンクを中心にL/R chが左右対象になり、シグナルパスが互いに干渉しないように配慮されている。

CXA80(ブラック/シルバー)

CXA60(ブラック/シルバー)

上位モデルとなるCXA80のみ、電源部における整流回路とトロイダルトランスからの巻線をL/Rで独立させたデュアル・モノ・デザインを採用。出力を80W×2(8Ω)、120W×2(4Ω)としている。弟モデル CXA60は出力を60W×2(8Ω)、90W×2(4Ω)としている。

CXA80の背面端子

また新たな「サウンドファースト」のアプローチとして、さらにアンプデザインを改良したとのこと。信号の純度向上のために、信号経路上のコンポーネントパーツ数を大幅に削減。CXA80/CXA60の信号経路上を、従来のほぼ半分となる24個の部品で構成した。また、リアルタイムでのバイアス管理による「ダイナミック・サーマル・トラッキング・システム」を搭載。常に安定した動作を行うことができる。

両モデルはDACを内蔵。全てのデジタル入力は、ウォルフソン製DAC「WM8740」でD/A変換される。またオプションのBluetoothレシーバー「BT100」を接続すれば、Bluetooth経由での音楽再生も可能だ。

CXA80のみアシンクロナス対応のUSB-DACも備え、パソコンからの192kHz/24bit PCMの入力に対応。その他、同軸デジタル×1、光デジタル×2(いずれも192kHz/24bit対応)、BT100接続用のUSB-A端子を備える。

CXA80の背面端子

CXA60は、同軸デジタル×1、光デジタル×2(いずれも192kHz/24bit対応)、BT100接続用のUSB-A端子を搭載している。

CXA60の背面端子

CXA80のアナログ入力は、XLRバランス端子を1系統、RCAアンバランス端子を4系統搭載。サブウーファー出力、プリアウト出力も備えている。スピーカー端子は2系統を搭載する。消費電力は750W(スタンバイ 0.5W)。外形寸法は430W×115H×341Dmm、質量は8.3kg。

CXA60のアナログ入力は、RCAアンバランス端子を4系統搭載。サブウーファー出力、プリアウト出力も備える。スピーカー端子はやはり2系統を搭載する。消費電力は600W(スタンバイ 0.5W)。外形寸法は430W×115H×341Dmm、質量は8.3kg。

S3サーボを採用したCDトランスポート「CXC」

CXCは、同軸デジタル出力と光デジタル出力を1系統ずつ備えたCDトランスポート。ドライブの回転制御を行うサーボ回路には同社トップエンドのCDプレイヤー「Azur 851C」に採用された、Cambridge Audio独自のカスタム設計による“S3サーボ”を搭載する。

CXC(ブラック/シルバー)

通常の光学ディスクドライブは、コンピューターで制御されCD以外の様々なディスク再生が可能だが、回転の精度と安定性に欠け、CD再生においては音質を犠牲にしていると同社。CXCはCDの回転速度に特化したS3サーボを採用することで、CDの再生位置に応じて、ディスクの回転速度を常に監視し、高精度のエラー訂正を実施。CDに特化した再生となるが、ジッターを最小限に押さえた、クリーンかつロスのないCDデータの読み取りを可能にしたという。

CXCの背面端子

また各基板に両面実装基板を採用。ケーブルによるジャンパー接続を排し、片面基板以上の信号経路の最短化を実現。信号の劣化を最小限としている。

電源部にはオーディオグレードの大容量トロイダルトランスを搭載。磁束漏れを抑え、低ノイズかつ、クリアで安定した電源を供給を可能としたとのことだ。また、振動対策にも配慮した高剛性メタルシャーシを採用する。

消費電力は25W。外形寸法は430W×85H×315Dmm、質量は4.7kg。

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