バッフル面の下向き/前向きを変更可能

ティアック、Hi-Fi専用設計のアクティブサブウーファー「SW-P300」

公開日 2015/05/27 18:47 編集部:風間雄介
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ティアック(株)は、Hi-Fi専用設計のアクティブサブウーファー「SW-P300」を6月中旬に発売する。価格はオープンだが7万円前後(税抜)での販売が予想される。

TEAC「SW-P300」

ハイレゾオーディオ再生も念頭に置いた、Hi-Fi専用設計の密閉型サブウーファー。ユニットは200mm径で、直径50mm/巻幅18mmの4層ボイスコイルと直径120mmの大口径マグネットを搭載した。またセンターキャップにダブルキャップを採用することで最低共振周波数を下げ、付帯音を少なくしている。

アンプにはBTL構成/ICEpower社製の高効率クラスDアンプを採用した。アンプ出力は最大出力91W/定格出力72W(8Ω)。

ユニットは200mm径

天然チェリー材の突き板を光沢仕上げで採用

バッフル面を前向きにするか下向きにするかを変えられる「コンバーチブル構造」を採用。ネジ式の脚部が取り外し可能になっており、これを付け替えることで設置方法を変えることができる。なお、このネジ穴はサランネットを取り付ける際にも使用できる、実用的な設計となっている。脚部はアルミ削り出しで、振動を抑え、安定した低域再生を図っている。

なお、バッフル面を下向きに設置すると、電源オン時に光る青いLEDが床に反射し、ほんのりと光るよう計算されている。

アンプ部は、エンクロージャー内部の空気振動から電気回路を守る独立気室構造。エンクロージャーは1辺27cmの立方体で、天然チェリー材の突き板を光沢仕上げにしているなど、美しさにもこだわった。キャビネットは21mm厚の高密度MDF材を採用している。

接続端子部。端子部を底面にするとバッフル面は前向きになる

入力については、ライン/サブウーファープリアウトからのローレベル入力だけでなく、アンプのスピーカー出力端子と接続できるハイレベル入力を装備。またスピーカーへのスルー出力も備えている。なおスピーカー端子は金メッキ処理が施され、バナナプラグに対応。AWG8サイズまで対応したスクリュー式を採用している。

機能面では、ボリューム調整や位相切替はもちろん、ハイカットフィルターは40〜200Hz/無段階/オフから選択できる。またオートパワーオン/オフ機能も備えている。

またティアックでは、新たな使い方として「2.2chシステム」を提案。2台のSW-P300を正面向き、左右にそれぞれ配置することで、中高域と低域をそれぞれ専用のスピーカーでドライブするというものだ。

同社のスピーカー「S-300NEO」と組み合わせ「2.2chシステム」を構築したところ

外形寸法は270W×300H×300Dmm(バッフル面前向き時)、270W×320H×291Dmm(バッフル面下向き時)。質量は9.6kg。

【問い合わせ先】
ティアック株式会社
AV お客様相談室
TEL/0570-000-701

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  • ジャンルサブウーファー
  • ブランドTEAC
  • 型番SW-P300
  • 発売日¥OPEN(予想実売価格70,000円前後)
  • 価格2015年6月中旬
【SPEC】<サブウーファー部>●形式:フロア型(密閉型、非防磁型) ●使用ユニット:200mm コーン型 ●インピーダンス:8Ω(4層ボイスコイル) ●実用最大入力:150W(8Ω、JEITA) ●定格入力:80W(8Ω、JEITA) <アンプ部>●定格出力:72W(8Ω、JEITA) ●最大出力:91W(8Ω、JEITA) ●周波数特性:40Hz〜200Hz(-3dB) <オーディオ入出力>●端子:RCAピンジャック(金メッキ)×1、スクリュー式スピーカー端子(金メッキ、バナナプラグ対応)L+R×1、スクリュー式スピーカー端子(金メッキ、バナナプラグ対応)L+R×1 <一般>●消費電力:18W(待機時0.1W) ●外形寸法:バッフル面正面向き…270W×300H×300Dmm(脚、サランネット含む、バッフル面下向き…270W×320H×291Dmm(脚、端子部突起部含む) ●質量:9.6kg