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何世代にもわたるアキュフェーズらしさを継承

【CES】2015年のアキュフェーズの展望は?

オーディオアクセサリー編集部 筑井真奈
2015年01月08日
オーディオ銘機賞では9年連続で金賞を受賞し、人気・実力ともに兼ね備えるアキュフェーズも今回の2015 International CESに出展している。

とはいえ、全世界のアキュフェーズの売り上げの中で、アメリカが占める割合というのは10%程度だという。それでも毎年出展し続けるのは、世界中のオーディオファンにアキュフェーズの健在をアピールし続けるためだ、と齊藤重正会長は語る。

「私達の製品は大きく変えることはありません。色感やロゴなど、何世代にもわたって同じものを使い続けています。それは日本のオーディオファンの奥様の目をごまかすため、という側面もありますが(笑)、この質感、アキュフェーズらしさというのを大切にしつつ、どんどん良いものに改良していくのが我々の考え方です」

今回は新製品の発表はなかったが、日本でもすでに高い評価を得ているパワーアンプA-70、プリアンプC-2820、SACD/CDプレーヤーDP-720が展示されていた。

代表取締役副社長で技術士、APECエンジニアの鈴木雅臣氏も、アキュフェーズの音作りについて「毎回同じように作っているわけではありませんが、やはりリリースしてみると、評論家の先生方、多くのユーザーの方々にも、“アキュフェーズらしい音だ”とご評価をいただくことが多いです」と芯のぶれなさを強調する。

CESに来るのは数年ぶりだという齋藤会長

2015年の展望については「アキュフェーズの製品のリリースペースは、だいたい5年に一度です。もう少し短いもの、長いものもありますが、4〜6年程度で開発を進めてきています。なので、今年は何がでるか?というのはユーザーのみなさまもすでに予想されているかもしれません。ぜひお楽しみに」と語ってくださった。

昨年末はDSD対応USB-DACの「DC-37」を発表し、これまでのラインアップとは異なる領域にチャレンジしたアキュフェーズだが、今年はそういったビックサプライズは予定していないという。これまでも高い評価を得てきたモデル達を、さらにブラッシュアップすることに専念するという。その真摯な姿勢こそがアキュフェーズらしさの源泉なのかもしれない、と感じた取材であった。

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