CDレシーバーやスピーカーも

ケンウッドブランドのDSD&ハイレゾ再生対応コンポ“Kシリーズ”登場

2013/10/10 ファイル・ウェブ編集部
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セットコンポ(レシーバー+スピーカー)
K-735 ¥OPEN(予想実売価格75,000円前後) 10月中旬発売


K-735

CDレシーバーとスピーカーのセットコンポ。レシーバーには信号入力からアンプ最終段までをデジタルで処理する「フルデジタルアンプ」を採用し、増幅段では左右チャンネルそれぞれ独立構成とした。また左右独立の電源供給回路を組み合わせて高精度な信号増幅を実現するという。

K-735のセンターユニットの背面部

電源供給回路は、アンプ部/CDメカ部/デジタル回路部/アナログ回路部それぞれに独立した構成を採用。電源を干渉を抑制し、微小信号の再生能力を高めたという。また、大型EIトランスを採用。各回路間の動作電流による干渉を抑制するため、各部ごとに巻き線を分けて電源供給を行っているとのこと。

音質補間技術「Supreme EX」や、低音再生を強化する「D-BASS」、トーンコントロール機能やボリューム調整を音楽信号に対して忠実に処理するため、高性能なΣDSPを搭載。音声データの伝送ロスや外来ノイズの影響を低減させるという。

本体フロントにはUSBメモリ再生やiOS端末デジタル接続、DAP再生に対応したUSB端子を用意している。またPCを接続できるPC IN端子や、2系統の光デジタル入力端子なども備える。

スピーカー部は、2ウェイ・バスレフ型のブックシェルフスピーカー。トゥイーターはソフトドームトゥイーターで、50kHzまでクリアに再生可能。

ウーファーは振動板にグラスファイバーコーンを採用。磁気回路にはアルミショートリングの低歪磁気回路を搭載している。

スピーカーユニットのエッジ高と幅を拡張した「Sラインエッジ」構造により、パワフルでキレのある低域と情報量豊かな中域再生を実現するという。

トゥイーターとウーファーは、それぞれのユニットから放出される音が同時に耳に届くよう計算された「UD(Uniform Delay)レイアウト」で配置している。スピーカー端子は真鍮無垢材を使用し、バナナプラグにも対応。

ハイレゾ対応ポータブルヘッドホンアンプも参考出品

JVCケンウッドは本日、新Kシリーズの発表会を開催。Kシリーズに加え、ハイレゾ対応ポータブルヘッドホンアンプも参考出品されていた。

ハイレゾ対応ポータブルヘッドホンアンプも参考出品された

「K2」ロゴも記載されているが仮のもので、K2技術を搭載するかどうかも現時点では未定だという

こちらはJVCブランドから来年の発売を予定しているとのこと。価格はもちろん、仕様やデザイン等も全くの未定。26日から開催されるヘッドフォン祭にも出展はされない予定だという。

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