アコースティックフィールドはMH audioブランド全製品を出展

【ヘッドホン祭】CHORDからDSD対応DAC「Qute HD」初公開/ファイナルオーディオのWフルレンジユニット搭載BAイヤホン試作機

公開日 2012/05/12 18:37 ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
5月12日、フジヤエービック主催のヘッドホンイベント「春のヘッドホン祭2012」が東京・青山で開催された。本稿では、タイムロード、ファイナルオーディオデザイン、アコースティックフィールド、テイクティ、アレグロのブースレポートをお届けする。

■タイムロード

タイムロードは、同社が取り扱うCHORDブランドから、DSD音源に対応するUSB入力対応DAコンバーター「Qute HD」を参考出展した。

Qute HD

「DAC64」や「QBD76/HD」を設計したロバート・ワッツによるアルゴリズムを採用している。最大384kHz/32bitに対応するモデルで、入力ソースのサンプルレートによって本体表面に設けられたイルミネーションの色が変化するデザインを採用している。国内販売の開始は今月末を予定しており、価格は未定。

入力ソースのサンプルレートによって、イルミネーションの色が変わる


黄色のライト

赤のライト
また、Lehmannaudioのヘッドホンアンプ新製品も参考出展。ブースにはシルバーデザインと木目デザインのものが用意されていた。本体にはRCA入出力を装備しており、増幅度の設定も行える。型番のほか、発売時期や価格は未定とのことだ。

Lehmannaudioのヘッドホンアンプ新製品

特殊開発したインシュレーターを備えている

そのほか、ブース全体ではヘッドホン“ULTRASONE”シリーズを大々的にフィーチャーしており、来場者が試聴の列を作っていた。


■ファイナルオーディオデザイン

ファイナルオーディオデザインは、4月より発売を開始した「heaven IV」を筆頭に、バランスドアーマチュア型カナルイヤホン“heaven”シリーズを大々的にフィーチャー。ブースは試聴を行う多くの来場者で賑わっていた。

「heaven IV」を筆頭に、バランスドアーマチュア型カナルイヤホン“heaven”シリーズを揃えた

また、開発中となるカナル型イヤホンの試作機を参考出展。フルレンジのバランスドアーマチュアドライバーを左右に2基ずつ搭載するモデルで、今夏の発売を予定しており、7〜8万円台での販売を想定しているという。

フルレンジのバランスドアーマチュアドライバーを左右に2基ずつ搭載する新モデル試作機


■アコースティックフィールド

アコースティックフィールドは、ハンドメイドオーディオで人気を集めるMH audioブランドの製品を出展。ヘッドホンアンプやヘッドホンスタンド、ケーブルアクセサリーに至るまで現行製品が全て展示され、全モデルの試聴が可能となっていた。

ハンドメイドオーディオで人気のMH audioのヘッドホンアンプ

ヘッドホンスタンドやケーブルなど全製品を展示


■テイクティ

テイクティは、ポータブルトゥイーター「TAKET-BPP」の試聴デモを実施。二股のコネクタとセットになっており、ポータブルプレーヤーに装着したコネクタに本機とヘッドホンを接続して使用する。ヘッドホン「H2+」も展示していた。

テイクティブースのようす

ポータブルトゥイーター「TAKET-BPP」


■アレグロ

アレグロは、同社が取り扱う韓Calyx社のヘッドホンアンプ搭載USB-DAC「Calyx Coffee」を出展。PC内の音源ソースを使用し、同モデルの試聴デモを実施していた。

韓Calyx社の「Calyx Coffee」

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク