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気になる細部を徹底チェック!

写真で見るTAD新モノパワーアンプ「TAD-M600」− 匠の技術とこだわりが満載

Phile-web編集部
2009年07月09日
7日に発表されたTADラボのコンパクトスピーカー「TAD-CR1」とモノパワーアンプ「TAD-M600」。本項では細部の写真とともに、TAD-M600の特徴に迫ってみたい。

TAD-M600

TAD-M600

「正確無比」「TAD-R1を鳴らしきり、そのポテンシャルを100%発揮させる」ことをコンセプトにしたバランス型モノパワーアンプ。入力端子から出力端子までフルバランス方式を採用。部品レイアウトや回路の動作環境の「対称性」を大切にしている。

ガッシリしたシャーシは減衰特性の良いねずみ鋳鉄製。南部鉄器などを手掛ける“匠”の手により、ひとつひとつ作られているという。見るからに安定感のある低重心な外観だが、シャーシ部分だけで35kg(!)もあるとのこと。スパイクは点支持アジャスタブルスパイクだ。

がっしりしたねずみ鋳鉄製のシャーシ

床との接地面は点支持アジャスタブルスパイクを採用

チムニー型ヒートシンクは肉厚で、共振制御構造を採用しており振動吸収が早いとのこと。写真をよく見ると、中央部分に継ぎ目があるのがお分かりになるだろう。これは同じ型で作った部品を組み合わせるかたちで使っているからだとのこと。

肉厚なチムニー型ヒートシンク。真ん中のあたりに継ぎ目があるのがわかる

天板のヒートシンク部のデザイン

電源増幅段は1段のみとシンプル化。位相補償回路構成もシンプルにすることで、音質の向上を図っているという。

電源トランスは職人の手による紙巻きタイプのものを2基搭載。電界コンデンサーは、本機のためだけに開発した特注のもの。電源回路ブロックと信号経路は、干渉やノイズの影響を受けないよう、放熱器で完全分離しているという。

電源トランス。職人がひとつひとつ手巻きで作っている

電界コンデンサー。上側の白字部分は、出荷時にはTADロゴが書かれるという

ターミナルはTAD-R1と同じものを使用している。「対称性=バランスにこだわる」という考えから、接続端子はRCAではなくXLRのみとしたとのこと。

TAD-M600・外観の変遷

CES2008にて初登場したときのM600。シャーシ部やフロントパネル、ヒートシンクのデザインが違うことが分かる

A&Vフェスタ2009の登場時。外観はほぼ完成形と一緒。当時は質量が10kgほど軽い80kgとされていた

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