ブランドのフラグシップ機が登場

ナスペック、darTZeelのプリメインアンプ「CTH-8550」を発売

公開日 2009/03/13 12:02 Phile-web編集部
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(株)ナスペックは、同社取扱のブランドであるdarTZeel(ダールジール)のプリメインアンプ「CTH-8550」を3月21日に発売する。価格は税込で2,415,000円。


CTH-8550
製品名として冠された「CTH」の由来は“Close to Heaven(天国に近づく)”。ナスペックでは本機の実力を「ブランド最高峰のプリメインアンプが再生する音楽は、生きた響きを帯び、その非常に生々しい響きは比類なき滑らかさを再現、音場も誇張しすぎることなくナチュラルに再生する」と説明している。本機はdarTZeelのラインナップであるパワーアンプ「NHB-108 model one」、プリアンプ「NHB-18 NS」と同じ原理を採用し、オーバーオールのフィードバックなしの回路を搭載している。

増幅回路は可能な限りシンプルにし、出力段をパラレルにすることで様々なスピーカーとの組み合わせで好適なドライブを実現している。アナログ回路の安定化電源は全て、アナログ回路の近くに配置しており、これによりリップルを低減、インピーダンスも低く抑えながら非常にローノイズな電源構成としている。


筐体内部
オーディオアンプとしては世界で初めて、アナログ回路の出力をデジタル回路の手法でDCドリフト補正回路に組み込んでいる。OPアンプを使わずに直流が出力に出ないよう設計されており、これによって音質劣化を回避し、システムに優しいアンプを実現している。内部構造としては、左右各チェンネルに合計80,000μFのコンデンサー・フィルターを搭載する。

出力値は220W×2(8Ω)、周波数特性は10Hz〜100kHz(±0.5dB)、SN比は100dB(ライン入力時)/70dB(フォノ入力時)。オーディオ入力はバランス/アンバランス/BNCから選択可能。BNC 50Ω電流伝送はナスペックが取り扱うPlayback Designs社のSACDプレーヤー「MPS-5」など、BNCタイプの出力を備えるプレーヤーと接続して楽しむことができる。またMM/MCのフォノ機能をオプションで搭載できる。なおオプションフォノについては工場出荷時の価格で販売される。後付けの場合は本国への往復輸送料金と取り付け工賃についても別途必要になる。


背面端子部

本機付属のリモコン
本体カラーバリエーションは、スタンダードとなるレッド&ゴールドとブラックの2種類から選択できる。

【問い合わせ先】
(株)ナスペック
TEL/03-5313-3831 または TEL/058-240-0435

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  • ジャンルプリメインアンプ
  • ブランドDARTZEEL
  • 型番CTH-8550
  • 発売日2009年3月21日
  • 価格¥2,415,000(税込)
●出力:220W+220W(8Ω)、350W+350W (4Ω) ●入力ゲイン:ライン入力 0〜22dB(使用方法により変動)、MM入力 24〜44dB(使用方法により変動)、MC入力 50〜70dB(使用方法により変動) ●入力感度:ライン入力 250mV、フォノ入力 0.5mV ●周波数特性:10Hz〜100kHz(±0.5dB) ●高調波歪:<1% (全体域) ●クロストーク:<-90dB (20Hz〜20kHz) ●S/N比:>100dB ライン入力 出力2V、>70dB フォノ入力 出力2V ●消費電力:1000W(最大)(アイドリング時45W) ●外形寸法:440W×170H×335Dmm ●質量:26.0kg