<ハイエンド2008>スワロフスキーで輝くオヤイデ「TSUNAMI」/Eau Rougeがカーボン技術をアピール

公開日 2008/10/10 19:56
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本稿では、Iブースに出展した6社のうち、ケーブルやアクセサリー関係の3メーカーの様子をお伝えする。

■株式会社 小柳出電気紹介

AR-910

説明の後に来場者へ製品が手渡され実際の感触を確認できる
オヤイデ電気のブースには、今月発売となる「AR-910」などのケーブル類や電源製品が所狭しと並んでいる。イベントでは音出しではなく、来場者への製品説明と質疑応答という、他メーカーと比べると少々ユニークなスタイルを取っているのも特徴的だ。

興味深いのが、参考出展されていたパワーケーブル。同社の人気製品「TSUNAMI」をカーボンスリーブ仕様にしたようなものになっているのだが、スワロフスキーで装飾されているのが非常にユニーク。こちらは主に輸出用として現在開発中ということだが、市場の反応次第では日本国内での販売もあり得るとのことだった。

参考出品のケーブル。スワロフスキーの装飾が施されている

■バック工芸社
バック工芸社は、スピーカースタンド“BASIC”シリーズの新作小型モデル「BASIC-05」を披露。Mycropureのスピーカー「CZ302ES」と組み合わせて製品の魅力を来場者へとアピールしている。

「BASIC-05」とMycropureのスピーカー「CZ302ES」を組み合わせて展示

また、mystereブランドのアンプ「IA21」や、同社特注のステージに乗せたDYNAUDIOのスピーカー「Sapphire」も展示。こちらも来場者の注目を集めていた。

BASICシリーズに各種製品を搭載した状態で展示。横にはDYNAUDIOの「Sapphire」も控える

IA21

■合資会社 Eau Rouge
自社ブランドであるEau Rouge製品を各種展示している同社。スパイク「ER-SX」などの同社製品の特徴は、製品にカーボンが使用されていること。ブースにはカーボンの優れた特性が分かりやすいように、ステンレスやプラスチック板とカーボンの板を並べたものも用意されている。

カーボン加工を施したEau Rouge製品の数々

インシュレーター「ER-SX」

板をはじくことで素材による振動の違いを比較できる仕組みだ

同社社員は「カーボン製品は他社では試作段階のところが多い。我が社のように実際に量産できているメーカーは非常に少ないのではないか」と語るとともに、「100ミクロンという厚いメッキを施しているのは我が社くらいだろう」と、同社製品の特徴を説明する。

(Phile-web編集部)

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