CDT 3トゥイーターやOPTなど従来機の技術を投入

フューレン、アンソニー・ギャロの新スピーカー「Reference 3.5」を発売

公開日 2011/03/03 18:47 ファイル・ウェブ編集部
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フューレンコーディネートは、同社が取り扱うAnthony Galloのスピーカー「Reference 3.5」を本日発売開始した。価格は698,250円(税込・ペア)。


「Reference3.5」
本機は、2009年に販売終了した「Reference 3」の後継モデル。Reference 3で培われた技術と、2009年発売の「Reference “Strada”(関連ニュース)」の主な要素を融合しブラッシュアップさせている。

Reference “Strada”で使用されたパルス応答特性を最適化する内部配線方法「OPT(Optimized Pulse Technology)」を採用しており、本体裏面には通常の入力端子の上方にバナナ端子「OPT Level 2」を装備。市販のスピーカーケーブルでアンプなどの機器と接続する際は、本体付属のジャンパーケーブルをOPT端子とバインディングポスト間に接続するかたちとなる。

筐体はReference 3の印象を受け継ぐアルミニウム製で、Reference “Strada”で開発された球状の新型ミッドレンジと、25cmアルミニウムコーンのデュアルボイスコイル型ウーファー、CDT 3トゥイーターをマウント。CDT 3トゥイーターはReference 3にも採用されていたが、本機ではOPT Level 2端子に対応するよう再設計したものを搭載している。

なお、新しいリング状のベゼルによりスムーズな音波の拡散を可能とし、従来モデルと比較し高さ方向への再現性が増すとしている。

また、筐体の内部空気に起こるドライバー背圧をデカップリングさせる「S2テクノロジー」を採用している点も、従来機の仕様を受け継いでいる。これにより、低域周波数再生域の拡張やトランジェット特性の改良を併せ、能率を増加させるとしている。

再生周波数特性は34Hz〜20kHzで、インピーダンスは8Ω、最大入力は350W。筐体サイズは203W×889H×406Dmmで、質量は21.3g。

なおオプションとして、OPT2用のバナナ端子を備えた専用スピーカーケーブル「Reference Speaker Cable」も同時に発売開始した。価格は84,000円(税込・ペア)で、長さは2.8m。


「Reference Speaker Cable」
+−信号の導体はAWG6の無酸素銅で、OPT2補正用の導体にはAWG18を使用し、スペード型端子は銀含有のハンダで接続されている。本ケーブルを接続することで、Reference3.5の最適なパフォーマンスを引き出すことが可能としている。

【問い合わせ先】
フューレンコーディネート
TEL/0120-004-884

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  • ジャンルスピーカーシステム
  • ブランドANTHONY GALLO
  • 型番Reference 3.5
  • 発売日2011年3月3日
  • 価格¥698,250(税込・ペア)
【SPEC】●スピーカーユニット:トゥイーター→CDT3搭載/3〜20kHz、ミッドレンジ→10cmカーボンファイバー×2、ウーファー→25cmアルミニウムコーンのデュアルボイスコイル型 ●周波数特性:34Hz〜20kHz ●インピーダンス:8Ω ●最大入力:350W ●外形寸法:203W×889H×406Dmm ●質量:21.3g
  • ジャンルスピーカーケーブル
  • ブランドANTHONY GALLO
  • 型番Reference Speaker Cable
  • 発売日2011年3月3日
  • 価格¥84,000(税込・ペア)
【SPEC】 ●端子形状:Y型+OPT2専用バナナプラグ ●ケーブル長:2.8m