< IFA2007レポート>「世界で一番高価なサウンドシステム」のデモ音源は?

公開日 2007/09/01 13:55
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会場内でのデモの様子。音源はリアルタイムでの生演奏
IFAが主催するメッセホールでのイベントを紹介する。「世界で一番高価なサウンドシステム」と称されたオーディオ製品のデモンストレーションである。

こちらに集められた製品は世界の名だたるハイエンドシステムばかり。JBLのエベレストDD66000をはじめ、マーク・レヴィンソン、クレル、ドイツを代表するクリアーオーディオのアナログプレーヤー「マスターリファレンス」やブルメスター製品、わが国の代表的ブランド、アキュフェーズの製品まで勢揃いした。

しかし、驚くべきなのはこれらのシステムが勢ぞろいしたことではない。なんと再生源が生音源の生中継なのである。会場となっているメッセベルリンの野外スペースには特設のコンサートステージが設けられており、ここに本物のオーケストラが終結。生演奏をリアルタイムで会場内のホールに送り込むというものであった。


野外では確かに生演奏が催されていた
具体的な接続方法等は定かではないが、DD66000からは自然な生の音が流れて、スクリーンには野外での演奏の様子が映し出されていた。「本当なのだろうか」と思い、確認のため途中で野外へ。たしかにリアルタイムで演奏していた次第。ハイエンドオーディオの醍醐味を存分に発揮できるユニークな企画であった。

(オーディオアクセサリー編集部・伊佐山)

[IFA2007REPORT]

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