< IFA2007レポート:ソニー>新ウォークマンは触れず − 一般客が入れない異質なブース

2007年09月04日

ソニーの貸切ホール内の中央にある「本当の」エントランス。大柄の男性係員に入場を制止される一般客が次々と見られる
IFAに力を入れていないと思われても仕方がないソニーは、昨年はお休み、今年は形だけの出展となった(といっていい)。ホール7の2階フロア Aを全面占拠しているのだが、うち3分の2 はディーラーとプレス向けの限定ゾーンである。

一般客は隣のホールから入ってきて、通路横の展示を眺めながら、次のホールへ押し出される。実にドライな方針だが、一般客の多いIFA ではひときわ異質なブースだ。

一般用展示は至ってシンプルで、発売中のモデルが並ぶだけ。 BRAVIA、α、VAIO、BD、PS3…。それぞれ触ったり体感できたりするが、新しさもなく、ソニーらしいワクワクするような期待感もない。もう少しやり方があるだろう、という気持ちが逆に湧き上がってくる。

ディーラーゾーンに入ってみると、まずはBRAVIAが大きく展示スペースを占めている。新シリーズの X、W 、VのフルHD モデルがズラリと勢ぞろいする。また組み合わせ展示として、既発売のBD プレーヤーBDP-S1を中心としたホームシアターシステム、 PLAYSTATION3とのエンターテインメント提案などがある。

BRAVIAのフル HDモデルがズラリと並ぶ。 X、W 、Vのそれぞれ最新モデルだ

PLAYSTATION3 とBRAVIAの組み合わせ展示

BDプレーヤー BDP-S1 を中心としたホームシアターシステムの展示

IFA 開催前日に行われたプレスカンファレンスで発表した新ウォークマンも展示していたが、アクリルケースに大切にしまわれた本機だけは触ることもできず、電源も入っていない。北米発表モデルのうち、 Aシリーズと Sシリーズが欧州投入される(関連ニュース)。

新ウォークマンS シリーズ。触れない

新ウォークマンA シリーズ。触れない

新BRAVIA プロジェクター、SXRD方式採用の「VPL-VW60」(製品データベース)と液晶方式の「VPL-AW15」(製品データベース)も展示。投射デモも行われていた。ハンディカムも記録メディアの違いによるモデルがズラリと勢ぞろいさせた。こちらは既発売だからか、自由に触ることができる。

BRAVIAプロジェクター VPL-VW60(SXRD)と VPL-AW15(液晶)

勢揃いしたハンディカム。欧州ではまだ DVテープモデルも。

ディーラーゾーンにはBlu-ray Discプレーヤーの新製品2モデルも展示された。今月から来月にかけ市場投入をしていく BDP-S500 とBDP-S300だ。特に「BDP-S300」は約599 ユーロという低価格を実現したエントリーモデル。マニアには上位の「BDP-S500」(約899ユーロ) だが、こういうものを一般のユーザーが見られないというのは残念な限りである。

Cyber-Shotやαのレンズや周辺機器の展示も

ブルーレイディスクプレーヤー BDP-S500

ブルーレイディスクプレーヤー BDP-S300

(月刊AVレビュー編集部 永井)

[IFA2007REPORT]

関連記事