<IFA2007レポート:TI>ハイエンドから普及機までBrilliantColor技術搭載のDLPプロジェクターを展示

2007年09月04日
テキサス・インスツルメンツ(TI)のブースには、同社の「BrilliantColorテクノロジー」を搭載したハイエンド機から普及価格帯のモデルまで、各社のDLPプロジェクターやリアプロが一堂に展示されている。


■独自の高画質技術を今年は普及価格帯モデルにも展開

同社独自のBrilliantColor技術は、「RGB」の3原色に「マゼンタ」「シアン」「イエロー」など最大6色まで補色を加えたカラーホイールに対応する色処理技術。RGBのみの場合と比較して、映像の豊かな色彩表現が可能になり、DLPのデバイスが持つ特徴と合わせて優れたコントラスト感と奥行き感が再現できる。セットメーカーが採用するランプの特徴に合わせて色設定のカスタマイズが行えることもメリットの一つだ。


BrilliantColor技術搭載のprojectiondesign「Action!M25」

サムスンのLED光源を用いたポータブルプロジェクター「PocketImager」
本技術は元々2005年に同社より発表され、以後各社の最上位に位置するDLPプロジェクターの高級機に採用されてきたが、今回同社が開発した新しいチップの導入などにより、今年から各メーカーの普及価格帯のモデルにも次々と搭載されはじめている。同社のブースにて展示内容の解説を担当する日本TI(株)DLP事業部長代理の田上富士夫氏は「今年からは各社が商品化するDLPプロジェクターの大半にBrilliantColor技術が搭載されるだろう」と語る。


■Sim2の最新プロジェクターやサムスンの3D対応フルHDリアプロをデモ

ブース内に設けられた特設視聴室では、Sim2のフルHDパネルを搭載したDLPプロジェクター「HT3000」を展示。本機は欧州で10月の発売が予定されており、価格は15,990ユーロ。1080/24p映像に対応するほか、コントラスト比は6500対1を実現している。


プロジェクター「HT3000」

サムスンの3D対応DLPリアプロジェクションテレビ

Sim2のフルHD対応DLP専用の眼鏡を使って3D視聴が楽しめる
別室の特設展示ではサムスンのフルHD対応DLPリアプロジェクションテレビを紹介。本機は映像の2D-3D切り替え表示に対応しており、オプションの眼鏡を装着して3D映像の視聴も楽しめる。北米では既に商品として発売されており、価格は1700ドル前後。

その他にも会場内にはDLPデバイスを採用するオプトマ、三菱、東芝等のプロジェクターを展示。TIが米ダラス大学と共同製作したという、ゲーム用途を想定したポータブルプロジェクターのコンセプトモデルも紹介されている。

オプトマのフルHD対応機「HD80」

三菱電機「HC1100U」

投写距離1.2mで100型大画面投写を実現する東芝の超短焦点データプロジェクター「TDP-EX20」


ゲーム用途を想定したポータブルプロジェクターの試作機

ゲーム機用途の試作機

こちらもゲーム機用途の試作機

(Phile-web編集部・山本)

[IFA2007REPORT]

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