トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > Gadgetニュース

公開日 2023/02/26 12:43
M2 Proオプションがあるかどうかは流動的

噂の15.5インチMacBook Air、5つの期待される新要素

多根清史
15.5インチMacBook Airが今年4月に発売されることが有力視されているなか、本製品には5つの新機能が搭載されるとの予想がまとめられている。

これらはアップル関連情報サイトMacRumorsが発信していることだ。いずれも初出というより、相次いで報じられた噂話やサプライチェーン筋の談話、公的機関への登録などの情報をまとめた色合いが濃い。そのため、単一の情報源よりは確度が高いとはいえそうだ。

■15.5インチディスプレイ

ディスプレイ専門アナリストRoss Young氏は2月中旬、「アップルのサプライチェーンが15.5インチMacBook Air用ディスプレイ生産を開始」と述べ、発売時期は「4月上旬」と付け加えていた。過去にもYoung氏はiPad mini 6の画面サイズが8.3インチになることを的中させたり、アップルの未発表製品に関して信頼性が高い。

また、2024年に有機ELディスプレイ搭載MacBook Airが発売されると噂されているが、こちらは「13.3インチ」とされていた。15.5インチモデルは有機ELではなく、液晶ディスプレイを採用するとみられている。

■M2チップ

13インチMacBook Airと同じく、15.5インチモデルもM2チップ搭載が確実視されている。アップルのサプライチェーン情報に詳しいアナリストのMing-Chi Kuo氏は、本製品にはM2/M2 Proのオプションが用意されると主張し、ブランド名がAirになるかどうか分からないとも付け加えていた。

■バッテリー駆動時間の延長

ディスプレイが15.5インチに大型化するのに伴い、筐体も大きくなり、より大きなバッテリー容量と長いバッテリー駆動時間が実現するものと予想される。アップル公称では、M2チップ搭載の13インチMacBook Airは1回の充電で最大18時間駆動するとされている。そのため、15.5インチでは20時間の大台に近づくことが期待できそうだ。

■Wi-Fi 6E

現行のM2チップ搭載13インチMacBook Airは、Wi-Fi 6に留まっている。だが、先月発売されたM2搭載Mac miniはWi-Fi 6Eを搭載しており、15.5インチMacBook Airも格上げされる可能性は高いだろう。ほかiPad Pro(2022)や14/16インチMacBook ProにもWi-Fi 6Eが採用済みで、Macの新モデルについてはWi-Fi 6Eに統一する流れにあるようだ。

Wi-Fi 6は2.4GHzと5GHzの帯域を使うが、Wi-Fi 6Eはさらに6GHz帯域も加わり、より高速な無線通信や遅延の低減、近隣とのネットワーク干渉が減るなどのメリットがある。もっとも、その強みを発揮するには、ルーター側もWi-Fi 6Eに対応した最新モデルを用意する必要がある。

■Bluetooth 5.3

すでに最新のMac miniや14/16インチMacBook Pro、iPhone 14シリーズにもBluetooth 5.3が搭載されており、その次が15.5インチMacBook Airになる可能性がある。

つい先日もアップルは新たなBluetooth 5.3対応製品リストを認証機関に提出しており、以前のmacOS関連リストにも言及があったことから、その対応製品が未発表Macである可能性が浮上していた。

Bluetooth 5.3は、信頼性や電力効率の向上などのメリットが謳われている。また、もし15.5インチMacBook Airに採用されたら、バッテリー持ちの改善や低遅延などを実現するLE Audio対応への道も開かれるはずだ。

Source: MacRumors

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB