トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > Gadgetニュース

公開日 2022/09/23 13:26
物理的には流用できるとのこと

第2世代AirPods Proのイヤーピース、初代と互換性なし。アップルが理由を説明

多根清史
今月初めに発表されたAirPods Pro(第2世代)が、本日9月23日に発売となった。そのイヤーピースは第2世代のみ互換性があると表記されており、つまり初代とは互換性がないことが明らかにされている。

ではなぜ、第2世代用のイヤーピースは、初代AirPods Proのそれと互換性がないのか。アップルが公式サポート文書を公開し、その理由を説明している。

北米向けの「ぴったりサイズの AirPods Pro イヤーチップを選び、イヤーチップ装着状態テストをする」文書(日本向けは未更新)では、AirPods Pro(第1世代)のイヤーピースは、AirPods Pro(第2世代)のイヤーピースより「明らかにメッシュの密度が高い」と述べられている。それ以上の詳細は書かれていないが、メッシュの密度が音響に違いをもたらすのかもしれない。

さらに「イヤーチップは、最高品質のオーディオ体験を提供するために、そのAirPods Pro世代専用に設計されています」とも前置きされている。

同じ系統の製品であれ、世代が異なれば付属品の互換性がなくなるのは当然とも思える。しかし、たとえば同社のiPhone 13 Pro向け純正ケースがiPhone 14 Proに流用できないことを、アップルは特にサポート文書に書いているわけではない。なぜAirPods Proシリーズについては「イヤーチップがその世代専用に設計」と但し書きをして、断定的に「使えない」と書かないかは気になるところだ。

米MacRumorsによれば、第2世代のイヤーピースはメッシュ密度の違いはあるものの、初代AirPods Proにフィットし、物理的な互換性は保たれているという。そのためアップルも、表現を控えめにしたとも推測できる。

第2世代のイヤーピースには新たなサイズのXSが用意されているが、初代のイヤーピースはこれまで通りS、M、Lのみだ。

AirPods Pro(第2世代)は新たな「H2」チップを搭載し、省電力化(バッテリー持続時間の改善)を実現しているほか、強化されたノイズキャンセリング機能により、前世代と比べて「最大2倍」の雑音を消せると謳っている。

そのほか、充電ケースにはU1チップおよびスピーカーが搭載されて探しやすくなり、Apple Watchの充電器でも充電可能になっている。今週末は、メディアやユーザーのレビューが大量に公開されることになりそうだ。

Source: Apple
via: MacRumors

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 『ゴジラ-1.0』だけじゃない! GWに観たい「最近サブスク解禁された話題作」まとめ
2 レコード再生のワンモア・ステップ(6):MC型カートリッジ選びの楽しみ
3 Apple Musicも聴ける高コスパ ネットワークプレーヤーeversolo「DMP-A8」。音質と使いこなしを徹底検証
4 Amazon、最大85%オフの電子書籍セール中/最大30%オフのマンガ全巻まとめ買いセールも
5 ディズニープラスを楽しむGW、家族・親子で楽しめるおすすめ映画5選
6 吸音材に反射材…オーディオ用ルームチューニング材の効果・選び方を解説!
7 Netflixで「ご利用世帯の登録」画面が表示された場合の対処法は?
8 夢の環境を作り上げろ!「マイクスタンド」で作る、僕の考えた最強のオーディオ設置システム
9 「スター・ウォーズ」初心者必見!2024年はシリーズデビューするチャンス
10 英・コード製プリメインアンプの実力恐るべし!「Ultima Integrated」をB&W「800 D4シリーズ」で徹底検証
5/7 10:53 更新

WEB