人気のUSB-CイヤホンにAVIOT参戦! VGPアワードW受賞の実力機「CE-V1」徹底レビュー!

国内最大級のオーディオビジュアルアワード「VGP2026 SUMMER」においてセットでコスパ大賞を受賞、さらにUSBイヤホン部門の各価格帯でも金賞受賞を果たしたAVIOT「CE-V1」「CE-G1」。
基本スペックやチューニングは共通しつつも、CE-V1はアクティブノイズキャンセリング機能を搭載。より音楽に没入しやすい上位モデルとなっている。その“ハイレゾ/ノイズキャンセリング対応USB-Cイヤホン”の魅力と実力に、VGP審査員を務める高橋 敦氏が迫った。
VGP2026 SUMMER コスパ大賞/USBイヤホン(5千円以上1万円未満)金賞
VGP2026 SUMMER コスパ大賞/USBイヤホン(5千円未満)金賞
USB-C接続+ノイズキャンセリング搭載=新世代の有線イヤホン
「イヤホンって充電不要な有線の方が一周回って便利じゃない?」と再発見するユーザーも増えつつある昨今。しかし高機能化した現在のワイヤレスイヤホンから有線に戻るとなると、昔のままの普通の有線イヤホンではさすがに物足りない。
特に、「ワイヤレス有線に戻るにしてもノイズキャンセリングは諦めたくない!」という方は少なからずだろう。
9月に発売されたAVIOT「CE-V1」はまさにその声に応えてくれる新製品だ。USB-C接続の有線イヤホンでノイズキャンセリング搭載。税込5980円と価格もお手頃。
懐古的な有線リバイバルではなく、高機能ワイヤレスとも張り合える、新世代の有線イヤホン。その一翼を担うニューモデルの内容と実力を見ていこう。
USB-C接続で有線イヤホンの良さを再発見
といってもこのモデルの核、いちばん大事なところについてはもうほぼ言い終えているようなものだ。
「USB-C接続の有線イヤホンでノイズキャンセリング搭載」
それこそがこのモデルの最大のアピールポイントであり、それが刺さった人こそがこのイヤホンを選ぶべきユーザーだ。以降はその詳細や補足となる。
まずUSB-C接続について。3.5mmイヤホン端子ではなくUSB-C端子を採用する利点は一般には「イヤホン端子を持たないスマートフォンにも直結できる」だが、本機においてはもうひとつ大きな意味がある。「ノイズキャンセリングの駆動に必要な電力をスマホからもらえる」ことだ。
かつてのイヤホン端子接続のノイズキャンセリング有線イヤホンはイヤホン側にバッテリーを搭載しており、その充電が必要だった。しかし今の時代それでは「結局充電必要ならワイヤレスでいいでしょ」になってしまう。
だがUSB接続ならそこもクリアして「充電不要でノイズキャンセリング! ワイヤレスより便利でワイヤレスと同じに静か!」というわけだ。
なおノイズキャンセリング性能としては、裸耳からイヤホン装着によるパッシブ遮音、ノイズキャンセリングによるアクティブ遮音で、素直に一段階ずつ静かさを増すといった感触。強力! とまでは言えないが、この価格帯への期待値はクリアしてくれている。
そしてケーブル途中のリモコンユニットの中央ボタンをダブルクリックで、そのノイズキャンセリングモードと外音取込モードとの切り替えも可能だ。
対面での会話時に外音取込モードを使う際は、 ケーブルの存在感によりイヤホン装着中であることが相手に強調されやすいので、少し使いにくさは感じるかもしれない。
であるが電車の駅案内や乗り換え案内などアナウンスを聞き逃したくない場面などで、再生音を聴きながら周囲の音も聞いておきたい。そんなときにはしっかり役立ってくれるだろう。
なおシリーズには本機のノイズキャンセリング非搭載バージョン的なモデルである「CE-G1」も用意されており、そちらは税込3,300円。
静かな自室でのコンテンツ視聴や高音質マイクとノイズ除去アルゴリズムによる通話性能を活かしてリモート会議などに利用するのであれば、ノイズキャンセリングなしでさらにお手頃価格なそちらを選ぶのもあり。
ほか、リモコン部を除くイヤホン本体はいわゆる生活防水仕様、有線ならではの問題であるケーブルのタッチノイズを低減できるコードクリップ、XS含む4サイズの医療用グレードシリコン製イヤーピースを付属といったあたりもポイントとなっている。
音質は映えて歌は聴きやすい
音質周りの注目点としては、本機を含むUSB-C接続モデル用に新開発の12mmダイナミック型ドライバー、剛性と軽さと美観を兼ね備えるアルミ切削筐体、PCM 96kHz/24bitまで対応の内蔵DAC。
そしてAVIOTが掲げる“JAPAN TUNED”。日本語と日本の音楽文化を意識した音作りも変わりなく継承されている。
そして実際のサウンドの特長は、高域描写においてエッジ感やクリアさを引き出しつつ耳に刺さりすぎる鋭さは出さないというところだ。
さらに言うならば「楽器のエッジは効かせつつ歌声の刺さりは出さない」ことが最大の強みと言える。
星街すいせいさん「もうどうなってもいいや」は美味しい歪み感を纏うエッジの効いたシンセが空間各所で躍動するエレクトリックサウンド。このイヤホンはその濁点付きでギリギリとひりつくようなエッジ感、それが生み出す迫力あるキレを見事に再現。
しかし歌声においてはエッジの鋭さや濁点を強めてしまうことはなく、爽快なシャープさとクリアさに仕上げてくれる。日本語の子音帯域の処理等を丁寧に行ってあるのだろう。
おかげで、いかにも現代日本のポップスらしい情報量が多く派手なサウンドの聴き映えのよさと、その中での歌の聴きやすさ、聴き心地のよさが両立。なるほどこれは “JAPAN TUNED” と納得だ。
加えて日本語の発声を意識したチューニングは、もしかしたら音楽リスニング以上に、映像コンテンツやトークコンテンツの視聴にもフィット。
大人数参加のコラボ配信やさらにゲーム音声も混ざる箱企画ゲーム大会などでも、声のクリアさのおかげで会話の内容を聞き取りやすいだけではなく、それぞれの声の特長や魅力が伝わって来やすい。ノイズキャンセリングと合わせて、電車内等での視聴時にも力を発揮してくれるだろう。
USB+ノイズキャンセリングという新スタイルでスマホ&ストリーミングの時代に復活した有線イヤホン。このCE-V1であれば、それに期待される通りの使いやすさを手頃な価格を手にできる。メインイヤホンにするもよし、ワイヤレスのバックアップ的に準備するもよしだ。
(提供:プレシードジャパン)
























