PR 公開日 2022/06/02 06:30

ケンウッド「KH-KZ1G」実力チェック!「音も使い勝手も高水準でストレスフリー」なBTヘッドホンだ

【PR】ブランド初のプレミアムクラスBTヘッドホンを試す

本体表面は落ち着いたマット仕上げで、しっとりと肌触りがよい。ヘッドバンドやイヤーパッドは、表面に上質なプロテインレザーを採用。内部のクッションは柔軟で、多様な頭の形にフィットするよう工夫されている。

ヘッドバンド部にはKENWOODのブランドロゴも記載

側圧が適度にあるが、パッドの沈み込みが大きいため、側頭部を柔らかく支える。標準的な頭の曲線を考慮したというヘッドバンドの形状も絶妙で的確に頭頂部を支持してくれる。KH-KZ1Gの質量は約275gだが、一度フィットさせれば重さを感じない。付けているのを忘れるほどで、実際に3時間ほど連続で装着しても苦にならなかった。

ユーザーに寄り添う姿勢は、使い勝手にも現れている。KH-KZ1Gは、「フルタッチコントロール」をうたい、右ハウジングの表面と側面の後方下部の2箇所にタッチセンサーを搭載。指1本でタップすれば再生や一時停止、2本のタップならノイズキャンセリング機能の切り替えといった具合に、全ての操作が完結するようにできている。

2本指でのタップ操作はある程度の大きさがあるヘッドホンならではの使い方

電源ボタンすらなく、内側に折りたたんだハウジングを開いたり、180度に開いたハウジングを内側が向くようスイーベルしたりと、装着する状態にすればオン、逆の動作でオフとなる。また、Google アシスタント に対応している点も便利。それこそスマホを使わず、音声でスケジュール管理から調べ物までできてしまう。

初心者が躓きやすいBluetooth接続もユーザーフレンドリーの姿勢が貫かれており、Android 端末と簡単にペアリングできる「Fast Pair」機能を搭載する。初回に電源をオンにすると、対応スマホに本機との接続を促すガイダンスが表示されるので、「接続」ボタンをタップするだけ。これでペアリングは完了だ。2回目以降は電源がオンになると、すぐに自動でペアリングされた。なお、BluetoothはVer.5.1に準拠、コーデックはSBC、AACのほか、高音質のaptXやaptX HDもサポートする。

音によるガイドでタッチコントロールをさらに使いやすく



KH-KZ1Gが搭載するノイズキャンセリング機能も先進的で、昨今の最新技術が惜しげもなく投入されている。左右ハウジングの外側に外部の騒音を拾う「フィードフォワードマイク」と、イヤーパッドの内側に再生音や外部から届く騒音を拾う「フィードバックマイク」を配置。「ハイブリッドノイズキャンセリング機能」により、ハウジング内外の騒音をそれぞれ軽減する。

早速試してみよう。本体を装着し、右側面を2本指で1回タップすると「ノイズキャンセル強」⇒「ノイズキャンセル弱」⇒「機能オフ」⇒「アンビエント(外音取り込み)」と循環して切り替わる。変更の度に音声ガイダンスが流れるため、今がどの設定なのかを把握しやすい点も高評価だ。

ノイズキャンセルは効き具合が強力かつ自然なもの。周囲の音を完全に消し去るというよりは、リスニングに影響がある音をしっかり消すという印象だ。「強」だと外の騒音はほぼ聞こえず、音楽が主役となる。「弱」だと周囲の気配を感じられる程度にうっすら外音が聞こえる。「オフ」と「アンビエント」はいずれも、外音と音楽が混ざった状態だが、前者は無秩序に混ざった音で、後者はどちらの音も整理され聴き取りやすい音となる。

右ハウジング後頭部側の側面のタッチセンサーを2回タップするとタッチ&トークのオンオフ、3回タップするとサウンドモード機能を切り替えられる。便利だったのが、この部分を1回タップすると「ピ」とガイド音がし、回数をカウントしやすくなっていること。複数回のタップ操作でありがちな、何回認識されたのかがわからない状態から解放されたのだ。一度使うと、ガイドなしの操作に戻れなくなる。

次ページタイトで表現力豊かな低域が曲の魅力を引き出す

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