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“さまざまなシーンで高音質を楽しめる”ヘッドホン

ケンウッド、ブランド初の“ハイクラス”ワイヤレスヘッドホン「KH-KZ1G」。ノイズキャンセリングも搭載

2022/05/20 編集部:成藤 正宣
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JVCケンウッドは、同社ケンウッドブランドから、ハイブリッド方式のノイズキャンセリング機能を搭載したBluetoothヘッドホン「KH-KZ1G」を6月中旬より発売する。価格はオープンだが、市場では税込39,600円前後での実売が想定される。

「KH-KZ1G」

ハイブリッドノイズキャンセリング機能により“日常のさまざまなシーンで音楽をストレスなく、高音質で楽しめる”よう開発したと同社は説明。ケンウッドブランドでは初となるハイクラスのワイヤレスヘッドホンだとしている。

ハイブリッドノイズキャンセリング機能は、ハウジングの外側に左右それぞれ1基ずつ配置するフィードフォワードマイクと、ハウジング内側に左右それぞれ1基ずつ配置するフィードバックマイクを組み合わせることで、外部の騒音を高度に低減。自宅/会社などの在室時から電車/航空機内など外出時まで、騒音が気になるさまざまな環境下において、クリアで高音質なサウンドが楽しめるとする。

ドライバーユニットは40mm口径で、軽量かつ高強度なPEN素材にグラフェンコートを施した振動板を採用。繊細で解像度の高い表現力と適度な制動性を備え、余分な付帯音のない透明感あるサウンドを再生できるという。

また、ドライバーユニットは耳の形状に合わせて角度をつけて配置するほか、バッテリーや電気回路基板などとの干渉を防ぐ完全独立構造の音響空間、チューニングポートの採用といった設計上の工夫により、伸びのある高域と締まりのある低域も実現しているとしている。

機能面では、音楽の再生/停止からボリューム調整、ノイズキャンセリング機能の切り替えなど、あらゆる機能をヘッドホン本体から操作できる「フルタッチコントロール」を採用。

マイクを通して周囲の音を取り込む外音取込機能(アンビエントサウンドモード)や、外音取込と同時に再生音量をすばやく下げ、会話をしやすくするタッチ&トーク機能にも対応。また、ヘッドホンの折りたたみと連動して電源のオン/オフを切り替えるスマートパワーオン機能も搭載する。

デザイン面では、標準的な人間の頭の曲線を考慮したヘッドバンド形状や、肌触りがよく柔軟なイヤーパッド/ヘッドパッドを採用。連続再生時間はノイズキャンセリングオン時で約22時間、ノイズキャンセリングオフ時で約25時間となり、長時間でも快適に音楽リスニングが楽しめるとしている。

ほか、再生端末とすばやく接続できるオートペアリング機能、Android端末と簡単にペアリングできるFast Pair、Googleアシスタントにも対応。Bluetooth Ver5.1に準拠し、コーデックはaptX HD/aptX/AAC/SBCをサポート。付属のケーブルによる有線接続も可能で、有線再生時はハイレゾ対応となる。

再生周波数帯域は5Hz - 20kHz。充電端子形状はUSB Type-C。本体質量は約275g。

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